洗車機のコーティングって効果あるの?プロがぶっちゃけます!

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ガラスコーティング,カーフィルム,カーオーディオ専門店のトータルカービューティーIICです。ガラスコーティングやカーオーディオ、カーフィルムの施工事例やお役立ち情報(洗車方法やコーティング施工方法)などをご紹介していきます。

洗車機のコーティングって効果あるの?プロがぶっちゃけます!

洗車機って撥水効果が得られるコーティングのコースがありますよね?

水洗い洗車にしようか、撥水洗車どちらにしようか迷う!ってことないですか?

また、洗車機のコーティング効果ってどうなの?洗車機を使用すると塗装面に傷がついてしまうのではないか?と心配にされることもあります。

コーティングプロ歴15年の筆者がぶっちゃけると、洗車機で洗車すると塗装面に細かい傷がついてしまいます!
また、撥水洗車を繰り返すごとに水シミが付着してしまいます。

今回の記事では、洗車機コーティングの効果やメリット、デメリットについて解説していきます。
是非、愛車のお手入れの参考にして下さい。

カービューティーナビ舊役哲史の著者情報

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株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。
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1章 洗車機のコーティングとは?

洗車機 コーティング
洗車機のコーティングって効果があるのか疑問に思いますよね!
また、洗車場に行くと、洗車のコースがいくつもあり何を選べばよいのか迷うこともあります。

そこで、今回の記事では洗車機で初めて洗車する方のためにも分かりやすく、洗車機のコーティングについて解説していきます。

洗車機のコーティング(コース)は
主に3種類

洗車機のコースは主に3種類あります。
①水洗いコース(水だけで洗うコース)
②シャンプーコース(シャンプーを使用して洗うコース)
③撥水コートコース(洗車後に液体ワックスを塗布)

上記、3つが洗車機のコースとなります。

洗車機の撥水コート(ワックスコース)とはいわゆる簡易的なコーティング洗車ってことです。
ワックスとはカルナバ蝋(植物の油)で塗装面に塗布をします。このワックスを塗装面に塗布することで、光沢が向上したり、撥水効果が得られたりします。

実はこのワックスですが、メリットもあればデメリットも存在します。
次はメリット、デメリットについて詳しく見ていきましょう!

2章 洗車機コーティングのメリットとデメリット

洗車機
先ほどもお伝えしましたが、洗車機のコーティングにはメリットがあればデメリットもあります。
まずは、メリットから詳しく見ていきましょう。

洗車機でコーティングをする
3つのメリット

洗車機でコーティングするメリットは主に3つあります。

①簡易的にコーティングが施工できる
洗車機のコーティングは簡易的に施工できる点がメリットとなります。時間がない方、費用をあまりかけたくない方も数千円でコーティングすることが出来るので誰でも気軽に施工できるのがメリットの1つと言えます。施工にかかる時間も5分で洗車とワックスがけを行ってくれるため、時間を有効活用することが出来ます

・簡易的に光沢が得られる
メリットの2つ目はワックス(カルナバ蝋)は原料は植物の油です。その為、油膜が塗装面に付着することで光沢(輝き)を得ることが出来るのもメリットとなります。

・撥水効果が得られる
最後のメリットは撥水効果が得られるという点です。油は水を弾くため、ワックス洗車を行うことで水弾きが良好になります。雨の日のドライブも楽しくなるのが利点の1つです。

洗車機コーティングのメリットを一言で言うとすれば簡易的にコーティングが出来るという点です。
しかし、多くのデメリットも存在しますので後先考えずにコーティングしてしまうと後悔してしまうことにもなりますので注意してください。

“ワンポイントアドバイス”

  • 洗車機のコーティングがおすすめの方
    洗車機のコーティングがおすすめの方は、愛車の美観を然程気にしない方で、あまり費用をかけず気軽にコーティングしたい方がおすすめとなります。愛車を新車のように保ちたいと考えている方には絶対におすすめできません。次のデメリットでおすすめできない理由を解説していきます。

洗車機でコーティングをする
4つのデメリット

洗車機でコーティングをするデメリットは主に3つあります。
1項目ごとに詳しく見ていきましょう!

①塗装面に細かい傷が付着する
スクラッチキズ
1つ目のデメリットは塗装面に細かい傷が付着してしまう点です。洗車機のブラシやムートン、スポンジなどが高速で回転し塗装面を擦りつけるため洗車傷と言われる細かい傷が付着してしまいます。細かい傷が付着してしまうと光沢(輝き)が低下したり細かい傷を付着させてしまいます。細かい傷(スクラッチ傷)が付着してしまうとコーティングショップに依頼して研磨作業(磨き)を行わなければ取り切れない傷になってしまうので注意が必要です。また、研磨作業も約5~10万の高額な修理費用が発生してしまうので注意しましょう!

②汚れが蓄積していく
2つ目のデメリットはワックス洗車を繰り返すことで劣化した油の膜がミルフィーユのように重なってしまい光沢が低下したり水シミが発生しやすくなります。ワックスは植物の油が原料のため、塗装面に油の膜が付着すると油汚れが付着しやすくなります。一度、付着した油汚れは洗車では取り除くことが出来ないため、油の膜が多重に重なり光沢が低下してしまいます。

ワックスとガラスコーティングの違い
上記、イラストはワックス洗車を続けていった場合のイメージとなります。
汚れの多重層になることで光沢が低下してしまい、くすんだボディになってしまうのがデメリットの2つめです。

③持続性が短い
3つ目のデメリットはワックス洗車の効果は1週間ほどしか持たない点です。ワックスは油のため、熱に弱く炎天下の下に車を駐車しているとワックスが溶け出します。その後、雨に当たったり洗車することでワックスが剥がれてしまうので1週間ほどしか効果は持続しません。その為、ワックス洗車をマメに行う必要があります。
仮に、1か月に4回ワックス洗車した場合は案外費用も掛かります。

月4回ワックス洗車をした場合の費用
600円×4週間×12ヵ月×5年間=144,000円
上記のようにワックス洗車は長期的な費用を計算すると14万ほどの費用が発生してしまうのです。

本格的なガラスコーティング(5年耐久)でも8万~15万程で施工できるため、長期的な視点で考えると本格的なガラスコーティングの方がおすすめです。

④窓ガラスに付着すると油膜がついてしまう。
最後のデメリットはガラス面に付着すると油膜が付着してしまう点です。ワックスは油となり、ガラス面に付着するとガラスがぎらついたりシミが付着してしまいます。俗に言うウロコと言われるものがガラス面に付着することで洗車では取れなくなってしまい研磨剤などで除去しないとならなくなります。下記、画像はガラス面にウロコが付着したようすです。洗車では除去できないシミになってしまうので注意しましょう。

ガラス面に付着した油膜(ウロコ)
ガラス面に付着した油膜

フロントガラスに付着した油膜やウロコを簡単に取る方法はこちら

以上、洗車機コーティングの3つメリットと4つのデメリットでした。ここまでの記事を読んでワックス洗車は様々なデメリットがあることが理解できたかと思います。

愛車を新車の状態に保ちたい方は洗車機のコーティングではなく、本格的なガラスコーティングがおすすめとなります。
最後の章でガラスコーティングをまとめましたので詳しくみていきましょう。

3章 本格的なガラス
コーティングで
美しいボディを実現

本格的なガラスコーティング
洗車機の簡易的なコーティング(ワックス)ではなく、本格的にコーティングをしたい方はガラスコーティングがおすすめとなります。
ガラスコーティングとはカーコーティングの中で効果や持続性が高い製品となりますので常に愛車を綺麗な状態にキープすることが可能となります。

車のコーティングの種類
上記のように洗車機のコーティング(ワックス)は持続性が1週間前後となりますが、ガラスコーティングやセラミックコーティングは最大5年間の持続性となるため長期間愛車を守ります。
その間は、ワックスは不要となり、洗車などのお手入れも格段に楽になります。

また、ガラスコーティングは寿命(持続性)のみではなく様々なメリットが得られますので少し見てみましょう。

本格的なガラスコーティングのメリット

・耐擦り性能により細かい傷がつきづらくなる。
・防汚性効果(セルフクリーニング)に優れ汚れづらい
・汚れを弾くため洗車が楽になる。
光沢(輝き)に優れる

など、他にも様々なメリットを得ることが可能となります。

ガラスコーティングを施工してみたい!と感じた方は千葉県市川市でガラスコーティングの実績豊富なカービューティーアイアイシーにご相談下さい。
専門のスタッフが詳しく商品の説明をさせていただきます。

カーコーティングの3つの特徴

IICが取り扱うカーコーティング一覧はこちら>

参考になる記事↓
ガラスコーティングのメリットや施工後のお手入れなど徹底解説

4章 洗車機のコーティング
ではなくDIYで施工する

洗車機のコーティングは気軽で簡単に施工できる反面持続性や洗車機のブラシによる細かい小傷の付着が発生してしまうことを見てきました。

永くもつガラスコーティングを施工したいと思ったけど、金額が高いな~
と感じか方!!

実はコーティングは自分でも簡単に施工できるんです!

コーティング剤を車に塗り込んでふき取るだけで誰でも簡単に施工できるので費用を抑えて、永くコーティング効果を保たせたいと感じた方は下記のおすすめ商品をご検討下さい。

コーティングプロショップがおすすめする自分で出来るコーティング剤
車のコーティングをする上で、コーティングプロショップがおすすめする商品をご紹介します。
① ガラス系コーティング剤/SCHILD®リキッドコーティング
スプレーコーティング剤
SCHILD®リキッドコーティングは、親水タイプ、撥水タイプ、滑水タイプ、疎水タイプの4種類ご用意しております。洗車後の塗装面にスプレーで吹きかけてマイクロファイバークロスで拭き上げるだけで誰でも簡単に施工することが可能となります。1度施工すれば、3~6カ月は塗装面を保護し、滑々塗装を実現します。通販サイトで購入できるので是非ご使用下さい。
SCHILD®親水リキッド 価格 2,980円
SCHILD®撥水リキッド 価格 3,680円
SCHILD®疎水リキッド 価格 2,980円
SCHILD®滑水リキッド 価格 2,980円
※上記、価格は2021年9月25日の価格となります。

② SCHILD®ガラスコーティング剤25ml
SCHILD®ガラスコーティング剤親水タイプ

本格的なガラスコーティングを施工するならSCHILD®ガラスコーティング剤がおすすめです。こちらの商品も親水タイプ、疎水タイプ、滑水タイプ、撥水タイプの4種類をご用意しており、コーティング施工後にガラス被膜のコーティング被膜が塗装面に形成されます。一度、形成したコーティング被膜は、塗装面を紫外線などから塗装を守り、塗装の剥離や色あせを防止さえ、常に新車のような状態に保たせることが可能となります。業務用コーティング剤ですが、素人の方でも施工しやすい商品となりますので誰でも安心してコーティングを施工することが可能となります。
上記の商品で愛車をピカピカに保ち、塗装面を経年劣化から守りましょう。

まとめ

洗車機のコーティングには3つのメリットがあることが分かりました。
①手軽に行える。②光沢が得られる③撥水効果が得られる。
しかし、デメリットが4項目あることをお伝えさせて頂きました。①細かい傷がつく②持続性が短い③汚れの膜が付着し光沢が低下する④窓ガラスに付着するとウロコになる。

ですので、誰もが洗車機のコーティングで満足できるわけではありません。

美観を然程気にせず、簡易的にコーティングしたい方には洗車機のコーティングはおすすめですが、愛車を新車のように保ちたい!と考えている方は洗車機でコーティングを繰り返してしまうと塗装面の状態が荒れてしまいますので、本格的なコーティングを施工することをおすすめします。

この記事を読んで豊かなカーライフが実現できることを願っております。

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