車を綺麗に保つための3つの洗車方法と7つの注意点をプロが解説

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プロが教える車を綺麗に保つための洗車方法を完全解説
車を美しく保つために必要不可欠なのが洗車です。
車を購入したばかりの方や今まで洗車をあまりしてこなかった方は、洗車と聞いてもやり方がイメージできないのではないでしょうか?
洗車は一見簡単のように見えますが、やり方一つで車を傷めてしまったり、汚れが付着してしまうこともあります。
今回の記事では、コーティングプロ歴16年の著者が愛車を綺麗に保つための洗車方法をお伝えさせて頂きます。

1章 洗車は大きく分けて3つ方法がある

愛車を綺麗に保つための洗車方法は大きく分けて3つあります。
①手洗い洗車(シャンプーあり)
②手洗い洗車(シャンプーなし)
③機械式洗車(洗車機)

手間(時間)美しさ(車体へのダメージ)コスト(費用)
①手洗い洗車
(シャンプーあり)
×水道代とシャンプー代
②手洗い洗車
(シャンプーなし)
水道代のみ
③機械式洗車×500円~900円

上記3つの洗車方法には図のようにメリット、デメリットがあります。
まずは、各項目について詳しく見ていきましょう。

①手洗い洗車(シャンプーあり)の方法

洗車作業

3つの洗車方法の中で、最も良い方法は手洗い洗車(シャンプーあり)の方法です。
その理由は、カーシャンプーを使用することで、車体とスポンジの滑りが良くなり摩擦を減らすことが出来ます。

そのため、塗装面に下記のようなスクラッチ傷がつきづらいので、車体の美しさを持続させます。

スクラッチキズ

手洗い洗車(シャンプーなし)や洗車機での洗車よりも作業時間がかかりますが、愛車を美しく保つならシャンプーを使用しましょう。

②手洗い洗車(シャンプーなし)の方法

このやり方は、シャンプーありの洗車に比べ半分くらいの時間で済ますことが可能となります。
忙しくて洗車に時間をかけられない方にはおすすめです。

しかし、シャンプーなしで洗車をすると車体に付着した埃や砂利が原因で塗装面に細かい擦り傷(スクラッチ傷)を付着させてしまうことを予め理解しておきましょう。

スクラッチ傷とは何か?プロが徹底解説

③機械式洗車(洗車機)

3つの洗車方法の中で最も車体にダメージを与えるのは洗車機による洗車です。
洗車機のブラシが高速回転し強い力で車体を擦りつけるため相当なダメージが加わってしまいます。

当然、洗車をしないと塗装面にシミが付着したり、汚れが取れなくなってしまうため、洗わないよりは洗車機でお手入れした方が良いですが、あまりおすすめしません。

洗車機が車体に4つのダメージを与える!解説記事はこちら

以上、3つの洗車方法についてご紹介しました。
手洗い洗車(シャンプーあり)がよいということをご理解いただけたでしょうか?
次の章では、シャンプーありの洗車手順を詳しく解説していきます。

プロが教える誰でも簡単に出来る6ステップの洗車手順

洗車は手順次第で仕上がりが変わってしまいます。
この章では、誰でも簡単に出来る洗車手順をお伝えしていきます。

Step1,カーシャンプーの準備

洗車の準備

まず、泡立ちが良いカーシャンプーをバケツに入れ、水に薄めて使用していきます。
濃縮タイプのカーシャンプーであればバケツ5リットルの水に対して、ペットボトルのキャップ1杯くらいで十分です。

この時に、よく泡立てて車体の摩擦を減らすようにしましょう!

 

 

カーシャンプーの種類特徴
中性タイプ一般的なカーシャンプーで十分綺麗な車体におすすめのカーシャンプーです。汚れ落ちは弱アルカリ性や弱酸性タイプと比べ衰える傾向にあります。
弱酸性タイプ弱酸性タイプのカーシャンプーはシミ汚れなどの除去に優れた製品です。酸性雨のシミに強く反応し除去しやすいカーシャンプーです。
弱アルカリ性タイプ弱アルカリ性のカーシャンプーは油汚れの除去に最適です。主に花粉や黄砂、排気ガスなどの油性系汚れの除去に優れたカーシャンプーです。

 

Step2,タイヤとホイールから洗う

ボディを濡らす前にタイヤやホイールを先に洗いましょう

カーシャンプーの準備が出来たらタイヤとホイールから洗うようにしましょう。
何故ならば、ボディ全体に水をかけてしまうと水分が乾いてしまい、水道水に含まれるカルキや塩素が固着しシミ汚れとなってしまいます。

シミ汚れを避けるためにも必ずタイヤとホイールから洗うようにしましょう!

次に、タイヤとホイールを洗う際に注意する点は、走行後のタイヤ、ホイールは高温になっており水分が乾きやすいため水道水でしっかりと温度を下げてから洗うようにしましょう!

また、ホイールを洗い終わったら必ず1本ごとに水をかけて洗剤を流しておきましょう!
※ホース等で洗剤が流せない場合はバケツの水をかけて汚れを流しておきましょう。

Step3,ボディに付着した砂利を水圧で落とす

ボディに付着しているホコリや泥を水圧で流しましょう。

塗装面には砂利や泥など多くの汚れが付着しています。砂利などの硬い異物が残ったまま洗車をしてしまうと塗装面に砂利で傷をつけてしまう可能性があるため、しっかりと水圧で異物を洗い流しておきましょう!

タイヤやホイールなどの足回り、特にタイヤハウスといわれるタイヤの内側も砂利などの汚れが多く付着しているのでしっかりと水圧で落としておきましょう!

 

Step4,素早く全体を洗う

ここで拭き上げはNGです

この作業が非常に重要です。

洗車をしている最中にカーシャンプーが乾いてしまうとシミ汚れの原因となるためできるだけ素早く(水分が乾かないように)スポンジで洗っていきましょう!
ホースの水が使用できるのであれば適度に塗装面に水分をかけて乾かさないようにしておくことが綺麗に仕上げるポイントとなります。

この洗う時間はプリウスクラスのボディで3分~5分で仕上げていきましょう!

Step5,水分の拭き上げ

マイクロファイバークロスで水分の拭き上げ

水分を拭き上げる際も時間を意識して素早く行うようにしましょう!マイクロファイバークロスを大きく広げてクロスをひくようにして拭き上げることで大きい面積を拭き上げることが可能となります。

また、水分の拭き上げは粗拭きと本拭きに2項目に分けておくことがポイントです。1回目の拭き上げはできるだけさっと全体的に拭き上げていき、2回目の本拭きで丁寧に拭き上げていくことが水分の残りが少なく水分を乾かさないための秘訣となります。

本拭きの際には1回目のクロスとは別に新しいクロスを使用しきましょう!

Step6,ドアの内側やホイールもしっかりと拭き上げる

ドアの内側とホイールも拭き上げて完成

ホイールやドアの内側もしっかりと水分を拭き上げることを忘れないようにしましょう!水分が残っているとボディ同様にシミになってしまうので細かい箇所まで丁寧に拭き上げるようにしましょう!もちろんボンネットやトランクなどの内側もしっかりと水分を拭き上げることでシミになるリスクを軽減します。

エアーブローなどが使えるのであれば風で水分を飛ばすのもシミを付着させないためのポイントです。

ここまでは、洗車で愛車を綺麗に保つためのポイントと洗車方法についてご紹介してきました。
これらのことを実践することで常にきれいな状態を保たせることが可能となります。

プロが教える洗車手順と準備する項目を徹底解説

 

愛車の洗車方法における7つの注意点

①炎天下での洗車は避けること

1つ目の洗車時に守ってほしいことは炎天下で洗車をすることを避ける点です。

晴れたら洗車をしたくなりますが、炎天下で洗車をしてしまうと車を洗っている最中に水分が乾いてしまいシミになる可能性が高くなります。

洗車時の水分が乾いてしまうと白い斑点上のシミが塗装面に付着してしまい簡単には取れなくなってしまいます。なぜなら、水道水にはカルキや塩素などの成分が含まれているため、水分が乾くと塗装面にカルキや塩素が残留してしまいシミになってしまうのです。

絶対に炎天下で洗車するのは避けるようにしましょう。

②洗車後の水分は必ず拭き上げる

洗車後の水分も必ず拭き上げることが愛車を綺麗に保つためのポイントとなります。

水分を拭き上げないと水道水に含まれるカルキや塩素、カルシウムなどが塗装面に固着してしまい白い斑点のシミを付着させてしまいます。
このシミが付着してしまうと簡単には取り除くことが出来ないためしっかりと水分を拭き上げるようにしましょう!

洗車後の水分を拭き上げずに放置した塗装面

上記のようなシミ(イオンデポジット)を付着させないためにも洗車後の水分をしっかりと拭き上げるようにしましょう!
イオンデポジットについて詳しく知るならこちらの記事をご覧ください。

③撥水シャンプーやワックスの使用は控える

カーシャンプーには撥水成分が含まれる撥水シャンプーがあります。この撥水シャンプーやカーワックスは油で水をはじかせ、一時的な艶は上がりますが、油のせいで汚れが付着しやすくなったり、時間が経過すると油の膜が劣化し塗装面が白濁してしまい艶(輝き)が低下してしまうため撥水シャンプーやカーワックスの使用は避けるようにしましょう。

④井戸水洗車はイオンデポジットなどのシミになるので避けること

井戸水で洗車することも避けましょう!

井戸水にはカルシウムが豊富で水道水よりもシミになるリスクが高まります。また、シミが付着した箇所の塗装を溶かしてしまうため塗装面に凹凸ができてしまいます。

一度付着した井戸水のシミはプロでも簡単に落とすことができないため、井戸水で洗車は絶対に避けるようにしましょう。
コイン洗車場でも井戸水を使用している場所はあるので要注意です。

井戸水洗車がボディを傷める原因についてこちらの記事をご覧ください。

⑤虫の死骸が付着したらできるだけ早めに洗車する

夏場などに高速道路を走行すると虫の死骸がたくさん付着します。
この虫の死骸を塗装面についたまま長期間放置してしまうと塗装面を変色させたり、陥没させたりしてしまいます。

虫が付着した場合は2日以内で出来るだけ早めに洗うようにしましょう。
虫が付着して1週間放置してしまったことで塗装面の変色や陥没で磨いても取れなくなってしまう事例もあります。

⑥洗車機は出来るだけ使用しないこと

洗車機はだれでも簡単に行えるし手間が省けるので洗車機で洗車しがちですが、注意が必要です。
塗装面に付着した汚れを落とす意味では洗車機でもよいのですが、洗車機はブラシで高速回転するため塗装面に摩擦が加わり、細かい小傷が付着してしまいます。
1度や2度では目立ちませんが、洗車機を繰り替えることで塗装面に傷が付着して簡単には取れなくなってしまいます。

コーティングした車の洗車機はNGな理由はこちらの記事をご覧ください。

⑦セーム革は塗装面を傷めるので使用しない

よくカー用品店に行くと洗車用の拭き上げクロスでセーム革が販売されています。
このセーム革は吸水性には優れるので使用しやすいですが、塗装面との摩擦が加わりやすくなるため細かい小傷(スクラッチ傷)の原因となってしまいます。

小傷で悩まないためにもセーム革は使用せずに、マイクロファイバークロスで洗車時の水分は拭き上げるようにしましょう。

    プロが推奨する洗車グッツ

    SCHILD🄬カーシャンプー

    カーシャンプー
    価格:1,650円
    容量:290ml
    ※2020年5月8日現在の価格となります。
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    SCHILD®カーシャンプーは弱アルカリ性タイプのカーシャンプーです。
    コーティングプロショップでも実際に使用している商品です。

    超柔らか素材の洗車スポンジ

    次に、カーシャンプーと同時に洗車時に重要なことは洗車するスポンジに気を付けることです。
    洗車用のスポンジは沢山の種類があり、スポンジが固めのものから柔らかいものまで様々です。

    愛車を綺麗に保つためのスポンジを選ぶ際のポイントは凹凸があるタイプで出来るだけ柔らかい素材を使用しましょう。
    その理由は凹凸のあるスポンジは砂利が凹み部分に入ってくれるため洗車で塗装面を擦る際に砂利で傷が付着しづらくなります。また、柔らかい素材を使用することで摩擦が減り、塗装面をの輝きを長期間持続させることができるのです。

    下記の画像(スポンジ)はコーティングプロショップも愛用しているプロ用ウレタンスポンジです。
    凹凸があるタイプなので塗装面に付着する砂利がへこみ部分に入ってくれるため砂利で塗装面に細かい傷をつけるリスクを減らすことが可能となります。

    洗車スポンジ
    洗車専用スポンジ
    価格:440円

    プロが使う洗車スポンジの購入はこちらからどうぞ

    極細マイクロファイバークロス

    マイクロファイバークロス

    洗車時の水分を拭き上げる際にはマイクロファイバークロスを使用するようにしましょう。

    吸水力に優れるセーム革(合成革)やフェイスタオルのようなもので拭き上げてしまうと塗装面に細かい無数のスクラッチ傷が付着してしまいます。

    セーム革は塗装面にくっつきやすく摩擦が起こりやすくなります。また、フェイスタオルなどの繊維が荒いタオルで拭き上げてしまうと塗装面に無数の小傷が付着します。

    塗装面に細かいスクラッチ傷が付いてしまうとボディの光沢が失われてしまい研磨をしなければ綺麗に復元できなくなってしまいますのでマイクロファイバークロスを使用して綺麗な状態を維持しましょう!

    マイクロファイバークロス
    価格:840円
    マイクロファイバークロスの購入はこちらからどうぞ

    以上が洗車時に使用する道具の紹介でした。
    次の章では、洗車時に守ってほしい7つのことをお伝えします。

    まとめ

    車を綺麗に保たせるためには洗車が必要不可欠となります。

    また、洗車の方法や守ってほしいことをしっかりと理解していなければ綺麗な状態を保たせることは難しくなります。
    今回お伝えさせて頂いた洗車時に守ってほしい7つのことを実践することで、新車のような輝きを長期間保たせることが可能となります。

    手入れを怠らず、愛車の洗車を行っていくようにお願いします。

    この記事を読んだ方の愛車が常に輝き新車のような状態を長期間持続できることを祈っております。