車の水弾きって何があるの?どう違うの?
と疑問に思ったことはないでしょうか?車のコーティングの水弾きは大きく3種類あります。
①撥水(はっすい)コーティング
②親水(しんすい)コーティング
③疎水(そすい)または、滑水(かっすい)コーティング
の3種です。コーティングの種類によって水弾きが異なりますが、果たして何がよいのでしょうか?
この記事では、カーコーティング施工店のIICが各種水弾きによる効果と特徴をお伝えさせていただきます。
目次
3種類の水弾き
コーティングで得られる水弾きは撥水、親水、疎水の3種類となります。
上記のようコーティングの種類によって水弾きが異なります。次は3つの水弾きの特徴と効果をご紹介していきます。
撥水タイプの水弾き
撥水タイプのコーティングはコロコロと水が弾くため雨天走行や洗車が楽しくなります。撥水コーティングの定義は水滴の接触角度が100度以上となります。
撥水コーティングのメリット
撥水コーティングのメリットは水が弾くと同時に汚れも弾く性質を持つため、洗車時の汚れ落ちが非常によくなります。また、親水や疎水に比べると光沢にも優れる性質をもっています。
撥水コーティングのデメリット
撥水コーティングのデメリットとしては下記の画像のように水滴がレンズ効果の役割を果たし、塗装面にイオンデポジットやウォータースポットを付着させやすくなります。青空駐車の車両には不向きな水弾きです。
親水タイプの水弾き
親水タイプのコーティングの水弾きは塗装面に水滴が馴染む性質があり接触角度は40度以下とされています。
親水コーティングのメリット
親水コーティングのメリットは水滴が塗装面に馴染む性質があるため、水滴が直射日光に当たりレンズ効果の役割を果たしてシミになるというリスクを軽減します。親水コーティングは3種の水弾きの中で最もシミが付着しづらいコーティングとなります。また、セルフクリーニング効果が非常に高い性質をもちます。親水コーティングとは、まとまった雨が降ることで汚れも自動的に流れ落ちてくれる効果も得られるため、青空駐車や洗車をあまりしない方におすすめの水弾きとなります。
親水コーティングのデメリット
親水コーティングのデメリットとして、塗装面に水滴が馴染むように汚れも馴染みやすくなります。その為、洗車時の汚れ落ちが撥水コーティングに比べ悪くなります。洗車が好きな方や適度に洗車する方には人気がない水弾きとなります。
疎水タイプの水弾き
疎水タイプのコーティングは塗装面に馴染みながらも水滴になるタイプのコーティングで定義は40度~90度とされています。
疎水コーティングのメリット
疎水タイプのメリットは親水、撥水両方の良い点を兼ね備えたコーティングとなります。洗車時の汚れ落ちもよく、セルフクリーニング効果にも優れるため雨が降ると汚れが比較的流れ落ちやすくなります。また、光沢にも優れるため見栄えも良いのが疎水タイプの特徴です。
疎水コーティングのデメリット
一方、デメリットは特にないですが、1点挙げるとするのならば親水コーティングに比べシミがつきやすいという点です。もちろん撥水に比べればシミは付着しづらくなりますが、親水に比べるとシミは付着しやすいため、あまり洗車しない方にはおすすめしません。
撥水コーティングの定番商品
ここからは具体的に定番の撥水コーティングをご紹介させていただきます。
ハイモースコート
撥水コーティングの定番はハイモースコーティングとなります。
ハイモースコートの特徴は撥水効果が従来の製品に比べ長続きします。公的試験を受けてその耐久性を実証された商品です。
親水コーティングの定番商品
クォーツガラスコーティング
クォーツガラスコーティングは親水コーティングの中でロングセラー商品となります。
特徴はスプレー技法による吹付コーティングとなります。
コーティング施工後はホースで水をかける親水していきます。
クォーツガラスコーティングの効果や性能について徹底解説を詳しく見る
疎水コーティングの定番商品
セラミックプロ9Hコーティング
セラミックプロ9Hコーティングは従来のガラスコーティングとは異なりセラミックスコーティングとなります。この製品は耐擦り性能や防汚性に最も優れたコーティングとなります。
驚きの効果を動画でご覧下さい。
まとめ
コーティングの水弾きは3種類あることをお伝えさせていただきました。
水弾きによって得られる効果やメリット、デメリットが異なります。
自分の車に適したコーティングをすることが長期間綺麗な状態を持続させるポイントとなりますのでコーティング選びは慎重に行うようにしましょう!
また、コーティングは水弾きだけではなく、コーティングの種類も4種類存在します。その種類によって効果効能が異なるので自分の車に合ったコーティングを選ぶようにしましょう!
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