車にコーティングを施工しようと考えたときにポリマーコーティングとガラスコーティングどちらがよいの?と疑問に感じているのではないでしょうか?
また、自分に最適なコーティングはどっち?とコーティングを選ぶにあたり情報を集めている段階かと思います。
各種コーティングのどちらがあっているかを知る前に、両者のメリット、デメリットを理解していなければ思ったような効果が得られなかったり、別のコーティングにしておけばよかったなと後悔してしまいます。その後悔する方の大半があなたがコーティングに何を求めるか。ということを明確にしておらずコーティングを施工してしまうことです。
何を求めるのかということについて明確にしていれば、90%の方は後悔せずに満足いくコーティングが施工できるでしょう。
今、あなたはコーティングに何を求めていますか?
今回の記事では、あなたがコーティングに対して何を求めるのか?ということも引き出して認識できるように、カービューテイーアイアイシーでコーティング施工歴15年の経験を有す著者がポリマーコーティングとガラスコーティングの違いを徹底解説していきますので参考にしてください。
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ガラスコーティングのメリットや施工後のお手入れなど徹底解説
著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。
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目次
1章 ガラスコーティング
とは
ガラスコーティングとは、有機系溶剤を一切含まない完全無機質のガラス被膜を形成するコーティング剤です。
従来のコーティングと比べ、有機系溶剤を含まないため、紫外線や熱による劣化が起こりづらく、上記のようにコーティング被膜が半永久的に塗装面に残り続けます。
有機系溶剤のコーティングは紫外線や熱で劣化しやすいのに対し、無機系溶剤のガラスコーティングは圧倒的な持続性を実現するコーティングです。
では、具体的にガラスコーティングのメリット、デメリットについて詳しく見てましょう。
◆ガラスコーティングの
4つのメリット
ガラスコーティングのメリットは大きく分けて4つ存在します。
まずは、1つ目のメリットを確認していきましょう。
メリット① 効果が長続きする
まず、ガラスコーティングのメリット1つ目は、ポリマーコーティングに比べ長持ちする点です。
ポリマーコーティングは有機系溶剤となりますので、酸性雨や熱、紫外線に弱く半年~1年でコーティングが無くなってしまいますが、ガラスコーティングは半永久的にコーティング被膜を形成するため無くなることはありません。
その為、長期間車をを所有した際にコストパフォーマンスが優れてきます。
ガラスコーティングの最大のメリットは持続性が約3年と長持ちする点です。
メリット② 圧倒的な輝きを実現する
メリットの2つ目は圧倒的な輝きが実現できることです。
先ほどの画像のようにガラス被膜を形成するガラスコーティングは塗装面を厚い被膜で覆うことで光沢(輝き)が向上します。
下記図のように、ポリマーコーティングは塗装面にのっているだけですが、ガラスコーティングは塗装面に浸透しガラス被膜を結合します。
そのため、新車以上に綺麗に輝くので見た目が美しくなるメリットがあります。また、持続性も長いので、長期間車を綺麗に保つことも可能となります。
メリット③
耐熱性に優れ熱で劣化しづらい
ガラスコーティングのメリットの3つ目は耐熱性が高く、熱れ劣化しづらいという点です。
まずは、耐熱性テストの動画をご覧ください。
上記の動画のようにガラスコーティングは耐熱性に優れるため、熱でコーティング被膜が劣化したり剥がれることはありません。
ガラスコーティングの耐熱温度は約700~1000℃となり、炎天下やエンジン等の熱でコーティングが痛みません。
一方、ポリマーコーティング等のコーティングは熱で痛んでしまうので、塗装面が熱くなった状態で水気に触れるとコーティングが流れ落ちてしまいます。
その為ガラスコーティングは耐熱性が高いため長持ちするのでメリットの一つと言えます。
メリット④ 汚れが付きづらくなり
お手入れが楽になる
ガラスコーティングの最後のメリットは汚れが付きづらくなることです。
無機質のコーティング被膜を形成するため、有機系汚れが圧倒的に付着しづらくなります。
有機系汚れとは、排気ガスなどの油汚れが塗装面に付着しづらくなり、付着しても雨や水洗いで簡単に汚れが落ちるようになるのもメリットです。
有機系汚れが付着しづらいコーティングのため青空駐車などの汚れやすい環境の車両に最適なコーティングなのです。
以上、4点がメリットでした。
次にデメリットについて解説していきます。
◆ガラスコーティングのデメリット
デメリット①施工価格が高額
まず、一つ目のデメリットは施工価格が高額という点です。
ガラスコーティング施工の初期費用は5~10万程となり、ポリマーコーティングに比べ価格は3~5倍ほど高いのがデメリットとなります。
ポリマーとガラスのコーティング費用を長期間で割ればガラスコーティングの方が安くなりますが、初期費用が高額になってしまう点はデメリットと言えるでしょう。
デメリット②施工期間が数日かかる
デメリットの2つ目は施工期間に数日かかるという点です。簡易的なポリマーコーティングであれば数時間で施工が完了しますが、本格的なガラスコーティングは施工日数が2日~3日ほどの期間を要します。
その間は、愛車に乗れなくなってしまうのでその点がデメリットと言えるでしょう。
以上がガラスコーティングのメリット、デメリットでした。
ガラスコーティングについてもっと知りたい方は下記の記事をご覧ください。
参考になる記事↓
ガラスコーティング6つのメリット,デメリットをプロが暴露
次はポリマーコーティングについて解説していきます。
2章 ポリマーコーティングとは
ポリマーコーティングとは有機系溶剤の簡易的なコーティング剤です。
ポリマーコーティングは15年程前に支流だった製品で、現在ではガラスコーティングよりも性能や効果が低くなっています。
しかし、気軽に施工できるが故、多くのカーオーナーから指示されているコーティング剤です。
それでは、ここからポリマーコーティングのメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。
◆ポリマーコーティングのメリット
メリット①安価にコーティングが施工できる
ポリマーコーティングは最も安価に施工できるコーティングです。
費用相場は約2~3万となり、ガラスコーティングに比べ半値以下で施工することが可能となります。
輝きや持続性、効果効能をそこまで求めないのであればポリマーコーティングは安価なので施工しやすいと言えるでしょう。
メリット②数時間でコーティングが施工できる
2つ目のメリットは施工時間が数時間で済むという点です。
大体の施工時間は約2時間~3時間ほどとなるため、忙しい方でも気軽に施工できるのがメリットと言えるでしょう。
また、汚れが気になったら気軽にコーティングを依頼できるのもメリットの一つです。
◆ポリマーコーティングのデメリット
デメリット① 長持ちしない
ポリマーコーティングの最大のデメリットは長持ちしないという点です。
先ほどもお伝えしましたが、ポリマーコーティングは有機系溶剤のため熱に弱く酸性雨や紫外線で劣化してしまいます。
そのため、持続性は約半年前後となるので頻繁にコーティングをしならないのがデメリットとなります。
デメリット② 熱や紫外線に弱く
傷みやすい
デメリットの2つ目は先ほどもお伝えした通り熱や紫外線に弱いため、塗装面が痛みやすくなります。
主に紫外線による色あせや熱による汚れの固着が起こりやすくなるため、塗装面の変色や塗装の剥離などの劣化が起こりやすくなります。
デメリット③ 輝きは然程変わらない
最後のデメリットはコーティング施工後に光沢(輝き)が向上しないという点です。
ワックスなどのコーティングであれば油膜で塗装面の輝きを向上させたり、ガラスコーティングを施工したことによってガラス被膜が塗装面に覆うことで塗装の深みが得られますが、ポリマーコーティングは塗装面に乗っているだけですので、熱や酸性雨で流れ落ちてしまうため輝きは左程変わりません。
車の美観を気にされる方にはポリマーコーティングは輝きが向上しないので不向きなコーティングと言えます。
以上がガラスコーティング及びポリマーコーティングの特徴とメリット、デメリットでした。
ここまで読んで、実際にどちらのコーティングにしようか決められた方が多いと思います。
しかし、既にどちらのコーティングを施工しようか決まった方!!もう少し待って下さい。
次の章で、ガラスとポリマーの比較表をご覧いただいてから決めて頂きたいと思います。
3章 ガラスコーティングと
ポリマーコーティングの
主な4つの違い
まずは、主な4つの違いを見る前に下記の図でポリマーコーティングとガラスコーティングの違いをご覧ください。
ガラスコーティング | ポリマーコーティング | |
①コーティングの持続性が異なる | 3~5年 | 半年~1年 |
②コーティングによる輝きの違い | 0.3μのガラス被膜を形成するため輝き(光沢)が向上し深みのある光沢を実現する | 厚い被膜を形成しないため、施工前の輝きはほとんど変わらない |
③3年間でみたコーティング施工価格の違い | 施工価格10万円を1回で済ませることが出来る | 半年しか持たないため2万円×6回行う必要があるため総額12万円の施工費用が掛かる |
④ガラスは丈夫な被膜を形成するがポリマーは熱で溶ける | ガラス被膜は耐熱温度700℃~1000℃となり熱でコーティング被膜は剥がれない | 50℃以上の熱でコーティングが溶けて雨によって流れ落ちてしまう |
上記、4点のようにポリマーとガラスでは圧倒的な差となっております。
ガラスコーティングとポリマーコーティングで異なる主な4つの違いをそれぞれ詳しく見ていきましょう。ついて解説していきます。
違い①コーティングの持続性が異なる
まずは、持続性が異なるという点についてお伝えしていきます。
先ほども触れましたが、ポリマーの持続性や約半年となり、ガラスは3年となります。
ガラスの方が長期間塗装面を保護するのに対し、ポリマーは1年間で2回もコーティングをしなければなりません。
定期的にショップで施工しなければならなくなります。
違い②コーティングによる輝きの違い
続いては、両者の輝きによる違いです。
ガラスコーティングは商品によって異なりますが、被膜の厚みが約0.3μ(ミクロン)の厚みを形成します。
しかし、ポリマーコーティングのコーティング被膜は硬化して塗装面に形成されず、塗装面に浸透していくタイプのコーティングとなるため、殆ど輝きは向上しません。
コーティングして塗装面の輝きを向上させたい!と考えている方にはガラスコーティングの方が良いでしょう。
違い③3年間でみたコーティングの
施工価格の違い
両者の違い3つ目は施工価格です。
ポリマーとガラスでは持続性が異なるためランニングコストも変わってきます。
下記の図のようにポリマーコーティングは持続性が半年~1年のため、ガラスコーティングに比べると初期投資は安くなりますが、3年間のランニングコストで考えると価格は少々高くなってしまいます。
上記で見ても分かるように、ポリマーコーティングは3年間で12万円の施工費がかかるのに対しガラスコーティングは10万円となるのでコストが安く済みます。
価格面から見てもガラスコーティングの方が優れているのがお分かりでしょうか?
違い④ガラスは上部な被膜を
形成するが、ポリマーは熱で溶ける
先ほども少し触れましたがガラスコーティングよりもポリマーコーティングの方が持続性や輝きを考慮した際に性能が衰えてしまいます。
耐熱性や耐紫外線性に乏しいため塗装面が変色(色あせ)したり塗装が剥離してしまうことも珍しくありません。
下記の画像のようにガラスコーティング(シリカコート)は塗装面に結合しているのに対し、ポリマーコーティング(従来のコーティング)は塗装面に乗っかっているだけなので、熱や水流でコーティングが流れ落ちてしまうのです。
以上の観点からポリマーよりもガラスの方が総合的に考えてもメリットは多いといえます。
この章でお伝えした4つの違いを見てもお分かりの通りご予算があれば確実にガラスコーティングの方が良いと言えるでしょう。
ここまで読んで、まだどちらのコーティングに使用か迷っている!
という方のために4章ではガラスコーティングがオススメの方、5章ではポリマーコーティングがオススメの方という視点で詳しくお伝えしていきます。
参考になる記事↓
車のコーティングは5種類!コーティング種類による効果をプロが解説
4章 ガラスコーティングが
オススメな方
ガラスコーティングがオススメの方はある程度の予算があって、効果効能面や持続性において高い性能を求めている人にオススメとなります。
主にガラスコーティングがオススメの方は下記の通りとなります。
- コーティング効果や持続性を重視したい人
- お手入れ(メンテナンス)を楽にしたい人
- 輝き重視の方
- 新車を購入した方
- 10万円ほどの予算がある人
- 青空駐車の方
上記、2項目以上当てはまるならガラスコーティングがおすすめです。
ガラスコーティングは効果効能(輝きや持続性)で考えてもポリマーコーティングより優れるため、コーティングをしてから5年後の車の状態を見るとガラスコーティングの方が劣化が少なくきれいな状態をキープできます。
続いてはポリマーコーティングがオススメなケースをご紹介していきます。
5章 ポリマーコーティングが
オススメなケース
ポリマーコーティングがオススメの方は下記の通りとなります。
①とにかく安いコーティングを考えている方
②既に車が傷んでいたり汚れがひどく軽く綺麗にしたいと考えている方
③めったに洗車しない方(3.4カ月に1度)
上記の項目が1つでも当てはまるなら、ポリマーコーティングがオススメです。
何故なら、あまり洗車しない方がガラスコーティングを施工しても、ガラスコーティングの被膜の上に汚れが固着して取れなくなってしまうことがあります。
高額な費用をかけても汚れが固着してしまってはメンテナンスに費用をかけなければならなくなるのであまり洗車しない方やそこまで輝きなどにこだわりがないのであればポリマーコーティングがおすすめでしょう。
あまりコーティングに対して求めない方や小奇麗だったら良い!とお考えの方はガラスコーティングしても勿体ないです。
ここまで、ポリマーコーティングとガラスこーティングの違いについてお伝えしてきました。
最後に次の章では両者のコーティング施工時に注意すべきポイントをお伝えしていきます。
6章 ポリマー&
ガラスコーティング
施工時に特に注意が
必要なポイント
この章では、ガラスコーティングやポリマーコーティングの施工時に失敗したケースを基に失敗しないための9項目の注意点をお伝えさせて頂きます。
コーティングを施工する前に、しっかりと理解し満足いくコーティングを施工してください。
コーティングをする上で注意するポイント
①自分でコーティングをする場合は必ず汚れを落としてから行うこと
②炎天下や気温が高い日にポリマーをするとシミやムラになる
③ガラスコーティングを塗布して長時間放置しない
④ガラスコーティング施工後24時間は水気に触れない
⑤カーディーラーでは施工しないこと
⑥ガラスコーティングは必ず専門店へ依頼すること
⑦ガラスコーティング専門店へ依頼する際はGoogleレビューの★4つ以上のお店にすること
⑧ガラスコーティングは必ず専門店へ依頼すること
⑨コーティングは価格で安易に決めないこと
それでは、各項目ごとに詳しく見ていきましょう!
自分でコーティングをする場合は必ず
汚れを落としてから行うこと
両者のコーティングを行う際に汚れが固着している状態でコーティングをかけてはいけません。
なぜならば、汚れが固着している状態で、ワックスやポリマー、ガラスを施工してしまうと汚れとコーティング被膜がミルフィーユのように重なってしまい光沢が半減したり、シミや汚れが取り切れなくなる可能性があるので自分で施工する場合は注意しましょう。
舊役哲史からのワンポイントアドバイス
~コーティングを施工する前のポイント~
自分でガラスコーティングやポリマーコーティングを施工する際には目に見えない汚れも付着していることがあるので専用クリーナーでしっかり油膜を落としておく必要があります。
そんな時に、油膜や固着した汚れを取るならSCHILD水垢除去剤がおすすめです。
研磨剤配合で、塗装面に付着した汚れを徹底的に除去することが可能となります。
炎天下や気温が高い日にポリマーを
するとシミやムラになる
塗装面が熱い状態(炎天下や気温が高い日)にコーティングしてしまうとコーティング剤が固まってしまい上手く拭き取れずシミやムラの原因になってしまいます。
ガラスコーティングはガラス被膜を形成するため、一度硬化してしまうと研磨剤を使用しなければ取れないほど強固な被膜を形成します。
その為、炎天下や気温が高い日にコーティングを施工してしまうと数分でコーティングが固まってしまい拭き取れなくなったり、固まったコーティング剤が塗装面を傷つけてしまうことにも繋がります。
コーティングを行う際に必ず塗装面が冷めた状態で施工するようにしましょう!
自分でコーティングをするなら下記の記事を参考にしてください。
ガラスコーティングを塗布して
長時間放置しない。
ガラスコーティングを塗布したら時間をおかず、すぐに拭き上げるようにしましょう!
先ほどもお伝えしましたが、コーティングを塗布したまま放置してしまうとコーティング剤が固まり拭き上げが出来なくなります。
一般的に、コーティング塗布後3分以上、放置してしまうとコーティング剤が固まってしまうのですぐに拭き上げるようにしましょう。
長時間放置することでコーティングムラの原因にもなります!
ガラスコーティング施工後24時間は
水気に触れさせない
ガラスコーティング施工後は初期乾燥までに24時間の時間を要します。
その間に、水気に触れることで硬化不良が起こってしまい、シミが付着したり、持続性や効果効能が半減してしまいますので必ず水気に触れないように保管してください。
また、万が一水気に触れてしまった場合はなるべく早めに水分を拭き取ってあげましょう。
参考になる記事↓
コーティングをした車に絶対にやってはいけない5つのこと
カーディーラーの施工には
仲介手数料が発生する場合がある
カーディーラーでの施工は8割ほどのカーディーラーが外注業者にコーティングを依頼します。
外注業者に依頼する際に仲介手数料を売価の3~5割ほど取るため、10万円の施工を依頼しても外注業者には5~7万ほどの費用しか支払われておりません。
その結果、安い材料を使用したり、施工時間を削減しているのがほとんどです。ガラスコーティングを施工する際には専門店か量販店へ依頼するようにしましょう。
参考になる記事↓
ディーラーコーティングの実態と専門店コーティングの差は歴然
ガラスコーティングは必ず
専門店へ依頼すること
ガラスコーティングをしっかりと行うなら専門店へ依頼するようにしましょう。
専門店のコーティングは施工環境(設備)や使用する材料にこだわっています。又、施工担当者の技術力も高いケースが多く、仕上がりや持続性、効果効能に優れているため、ガラスコーティングを施工するなら必ず、専門店へ依頼するようにしましょう。
専門店以外のショップで施工することにより、使用するコーティング剤の効果が低かったり、施工車の技術力が低い結果、輝きや効果効能に思ったような結果が得られないケースもあります。
ガラスコーティング専門業者全国版9選はこちらのページをご覧ください。
ガラスコーティング専門店へ
依頼する際はGoogleレビューの
★4つ以上のお店にすること
専門店へ依頼する際に大事な指標はGoogleレビューの★が4つ以上あることが重要です。
商品説明でいくら良いことを言っても、利用する方が満足していなければ意味がありません。
そこのお店の満足度が高いかどうか。そして信憑性があるかどうか判断できるのがGoogleレビューなのです。
Googleレビューで★4以下だと、仕上がりや対応にムラがある可能性があります。
多くの方が気軽に投稿できるGoogleレビューは信憑性が高いので1つの判断基準として確認しておきましょう。
遠赤外線乾燥ブースを
完備しているお店に依頼すること
最後に専門店へ依頼する際に重要となるのが遠赤外線乾燥ブースを設けているか否かです。
遠赤ブースとは遠赤外線乾燥機でコーティング被膜を強制的に乾燥させます。
コーティング被膜は初期乾燥に24時間、完全硬化に約1ヶ月かかるため、その間に汚れや雨に濡れてしまうと効果が半減したり持続性が低下することにも繋がります。
遠赤外線乾燥機でコーティング被膜を強制乾燥させることにより、2時間でコーティング被膜が完全硬化するため、雨に濡れても汚れが付着しても問題ありません。
必ずコーティング業者を選ぶ際には、遠赤外線乾燥ブースを設けているかどうか確認しておきましょう。
コーティングは価格で
安易に決めないこと
そして最後に注意すべきポイントは安易に価格で決めないことです。
先ほど、カーディーラーの仲介手数料の話をしましたが、価格が安いということは使用する材料が安価だったり、コーティング剤の量を減らしていたり、施工工程を省略させている可能性があります。
その為、品質や効果効能、持続性が低下してしまう恐れがあるのでコーティングを価格で選んでしまうと後悔してしまいます。
それらの可能性があるので価格だけで判断せずに、お店の対応や施工している車などを実際に確認して判断するようにしましょう。
まとめ
最後まで本記事を読んでいただきありがとうございます。
以上、ガラスコーティングとポリマーコーティングの違いを解説してきましたが、ご理解出来ましたでしょうか?
簡単にまとめさせていただくと、コーティングの性能や持続性はポリマーコーティングよりもガラスコーティングの方が高くとなります。
しかし、ガラスコーティングの方が施工費用が高いため、価格重視で考えるならポリマーコーティングがおすすめとなります。
ですが、価格よりも効果重視で考えるならガラスコーティングを選ぶようにしましょう!
また、ガラスコーティングを施工するならば、コーティング専門店に依頼するようにしましょう!
ガラスコーティング専門店は他のショップに比べ、取り扱い商品の性能が高く、施工担当者の技術力や設備環境が良いので、コーティング施工後の仕上がりは専門店が一番なのです。
そして、コーティング専門店に依頼するならば下記の3項目を参考に検討してみましょう。
①Googleの評価が★4つ以上あること
②遠赤外線ブースを完備していること
③コーティングを依頼する前に必ずお店に出向き実際に施工している風景を見ること
以上、3項目を判断基準にしてガラスコーティングを依頼すれば、満足いくコーティングが施工できるでしょう。
今回は最後までお読み頂きありがとうございました。車を大切したいと思っている方がいつまでも綺麗な愛車に乗れることを願っております。