車のコーティングは5種類!コーティング種類による効果をプロが解説

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車のコーティングは5種類!コーティング種類による効果をプロが解説

車のコーティングって沢山種類があり何が何だか分からない!
なんていう人も少なくないと思います。

基本的に車のコーティングは大きく分けて5種類存在します。

①カーワックス
②ポリマーコーティング
③ガラス系コーティング
④ガラスコーティング
⑤セラミックコーティング

今回はガラスコーティング専門店が車のコーティングの種類における特徴や効果、価格を徹底解説させていただきます。

また、コーティングを選ぶ上では、種類と同時に水弾きも決めなくてはなりません。その点も詳しく解説をさせていただきます。

車のコーティング選びの参考にして頂ければ幸いです。

工場見学
工場見学

車のコーティングを選ぶ際にはコーティングの種類と水弾きが重要

車のコーティングを選ぶ際の基準はコーティングの種類と水弾きを決めることです。

車の種類は先ほどの5項目となります。そして、種類以外にも3つの水弾きが存在します。
今回の記事では種類をメインにお伝えしていきますのでコーティングの3つの水弾きを詳しく知りたい方は下記をクリックして下さい。

コーティングの3つの水弾きを徹底解説


車コーティングの種類は大きく分けて5種類

車のコーティングの5種で価格はもちろん、持続性や効果効能が異なります。まずは簡単にご説明しますので図をご覧下さい。

コーティング種類による効果と価格価格持続性原料特徴
ワックス1,000円~2,000円1.2週間カルナバ蝋(植物油)熱に弱く汚れが付着しやすい
ポリマーコーティング5,000円~20,000円2.3ヵ月ポリマー樹脂熱や酸性雨で剥がれやすい
ガラス系コーティング20,000円~50,000円6ヵ月ポリマー樹脂にガラス繊維を配合多少のUVカット効果が得られるが熱や酸性雨に弱い
ガラスコーティング50,000円~100,000円3年ポリシラザンなどの完全無機質(シリカ)の膜を形成熱に強く700℃~1100℃まで耐えられる。UVカット効果にも優れる
セラミックコーティング150,000円~300,000円5~7年ナノセラミックス上記性能に加え、耐擦り性能や耐薬品性に優れる

上記価格は平均価格ですので施工店によって異なります。
5つのコーティング種類を説明させていただきました。現在、コーティング史上最も性能が高いと言われるコーティングがセラミックコーティングとなります。コーティングを選ぶ際には求める効果と持続性によって決めるようにしましょう!

また、コーティングを選ぶ際には価格も重要となりますので予算に合ったコーティングを選ぶことが重要です。
次に、各コーティングのメリデメをお伝えさせていただきます。

油脂系コーティング(ワックス)

メリット・油の被膜を形成するため光沢に優れる
・自分で簡単に出来るのでDIY向け
デメリット・熱に弱くすぐに剥がれる
・油の膜を形成するため、時間が経過すると油に汚れが固着し光沢を低下させる

ワックスは予算重視で考えている方にお勧めです。
ワックスについて詳しく知りたい方はこちら樹脂系コーティング(ポリマー)

ポリマーコーティング(樹脂コーティング)

メリット・ワックスより持続性が良い
デメリット・熱によるダメージを受けやすい
・紫外線によるダメージを受けやすい

ポリマーコーティングは樹脂系コーティングとなり、ワックスよりも持続性に優れた製品となります。また、DIYで施工できるスプレータイプのコーティング剤の大半が樹脂コーティングとなります。
ポリマーコーティングについて詳しく知りたい方はこちらをクリック

ガラス系コーティング(ポリマー×ガラス繊維)

メリット・樹脂系コーティングより持続性が良い
・光沢に優れ防汚性効果が高い
デメリット・イオンデポジットなどのシミがつきやすい

ポリマー(樹脂)にガラス繊維を加えたガラス系コーティングはポリマーに比べ耐久性が高いが酸性雨に弱くシミが付着しやすいくなります。主にカーディーラーや量販店コーティングはガラス系コーティングとなります。

ガラスコーティング(硬化型ガラス繊維)

メリット・ガラス被膜を形成するため光沢に優れる
・耐紫外線性能や防汚性能に優れる
デメリット・ガラス系コーティングと比べ費用が高い
・酸性溶剤でコーティング被膜が解けてしまう

ガラスコーティングは現在販売されているコーティングの中で最も性能が高く、費用も高額な製品となります。ガラス質の被膜で塗装面を覆うことで傷やシミ、色あせ、酸化から塗装を強力に守ります。ご予算があるならガラスコーティングを施工することをお勧め致します。

関連記事:ガラスコーティングとは効果や価格,お手入れ方法をプロが徹底解説

ガラスコーティングのメリットや施工後のお手入れなど徹底解説

セラミックコーティング(硬化型ガラス繊維)

メリット・セラミックコーティングは一度硬化すると薬品で剥がれない
・物理的にコンパウンドで磨かないと剥がれない
・最高被膜硬度9Hの被膜を形成し耐スクラッチ性能に優れる
デメリット・施工費が高額である

セラミック分子化合物を含有するコーティング剤のセラミックコーティングはコーティング史上最も効果効能が高いコーティングと言えます。塗装面に傷が入りづらく、酸性雨によるシミや紫外線による劣化も軽減する商品となります。ファインラボというセラミックコーティングはクリア塗装に付着した微細な小傷の70~80%を自己修復する機能が得られるコーティングも存在します。セラミックコーティングとガラスコーティングの違いを徹底解説

傷がつきづらいセラミックコーティングの効果

セラミックプロ9Hの耐久性実証動画

塗装面に付着した傷が消えるセラミックコーティング

自己修復セラミックコーティング「業界初のファインラボコーティングなら千葉,東京のIIC」

ここまではコーティングの5つの種類についてお伝えしてきました。
次にコーティングを選ぶ上で必要なことは水弾きを決めることです。
セラミックコーティングって何?効果と費用,注意すべき3つのこと


コーティング3つの水弾き

カーコーティングは3つの水弾きがあります。撥水タイプ(はっすい)親水タイプ(しんすい)疎水タイプ(そすい)またの名を滑水(かっすい)が存在します。
疎水と滑水は表記が異なるだけで全く同じ性質となりますので今回は滑水は省略してお伝え致します。
まずは、下記のイラストをご覧ください。

水弾きで水滴の接触角度が異なる

車コーティングの特徴

上記のようにコーティングは3つの水弾きが存在します。これを選ぶ基準は洗車の頻度と駐車環境で選ぶ必要があります。
具体的に見ていきましょう!

 駐車環境と洗車頻度で水弾きを決める

駐車環境と洗車頻度で異なるおすすめの水弾き

上記イラストのように屋外駐車(青空駐車)では汚れや酸性雨が付着しやすいため、汚れやすくなります。
また、青空駐車で濃色車の車に撥水タイプのコーティングをしてしまうと水滴がレンズ効果の役割を果たし直射日光を浴びることで塗装面にシミが固着して取れなくなってしまいます。
洗車頻度と駐車環境を考慮してコーティングの水弾きを選ぶようにしましょう!

コーティングの3つの水弾きを詳しく見るならこちら

3つの水弾きの特徴

撥水タイプの水弾き

駐車環境と洗車頻度で異なるおすすめの水弾き

撥水タイプ
特徴・水がコロコロ弾くので気持ちが良い
メリット・洗車時の水の拭き上げが楽
・水を弾くと同時に汚れも弾いてくれるため洗車が楽
デメリット・水滴がレンズ効果の役割と果たしイオンデポジットやウォータースポットが付着しやすい

上記のように撥水タイプは洗車時の手入れは非常に楽になります。しかし、デメリットとしては水滴がレンズ効果の役割を果たしイオンデポジットやウォータースポットが固着しやすいという点です。

イオンデポジット、ウォータスポットについて詳しい内容はこちら

疎水タイプの水弾き

疎水タイプによる水弾き(小雨時

疎水(滑水)タイプ
特徴・水滴は弾くが塗装面に馴染む性質を持つ
メリット・塗装面に馴染む性質があるためイオンデポジットやウォータースポットが付着しづらい
・汚れを弾くため洗車時の汚れ落ちが良い
・洗車時の水分の拭き上げが楽
デメリット・親水コーティングに比べるとシミが付着しやすい

最近では、撥水コーティングよりも疎水コーティングが多くなってきました。その理由は撥水タイプに比べシミが付着しづらくなっている点です。また、撥水コーティングのメリットを疎水も得ることが出来るので代替商品として変わりつつあります。

親水タイプの水弾き

ホースで水をかけると塗装面に水が馴染む

親水タイプ
特徴・水滴が塗装面に馴染み水玉になりづらい
メリット・塗装面に水滴が馴染むためレンズ効果によるシミが付着しづらい
・雨が降ると汚れが流れ落ちやすいため洗車の頻度を抑えることができる
デメリット・水が弾かないためコーティングがかかっている実感が湧きにくい
・洗車時の汚れ落ちは撥水や疎水に比べ悪い

親水タイプは最もシミが付着しづらいコーティングとなるため、青空駐車や濃色車のお車には人気の水弾きです。
コーティングを選ぶ際には、水弾きは重要なポイントとなりますのでしっかりと検討するようにしましょう!

コーティング専門店のIICでは、ガラスコーティング、セラミックコーティングの2種を取り扱い、水弾きも親水、疎水、滑水と豊富な種類をご用意しております。
コーティングの水弾きのまとめ記事を詳しく見る


自分に合ったコーティングの選び方

上記のように自分に合ったコーティングを選ぶポイントは①洗車頻度②持続性で選ぶようにしましょう!
また、コーティングプロショップの著者が簡単におすすめコーティングをお伝えさせていただきます。

①洗車をあまりしない方で青空駐車の方は親水タイプ

セラミックシールド
クォーツガラスコーティング

1位 セラミックシールド(セラミックコーティング)
2位 クォーツガラスコーティン(ガラスコーティング)

参考価格
セラミックプロシールド   ¥151,200円
クォーツガラスコーティング ¥108,000円
※2019年5月2日現在の価格です。

上記のコーティングは両者とも親水コーティングとなります。親水のコーティングは最もシミが付着しづらいため、青空駐車や濃色車のようなボディには最適なコーティングと言えます。
また、普段洗車しない方におすすめのコーティングです。

②洗車をマメにする方におすすめのコーティング

セラミックプロ9H
エシュロンコーティング


1位 セラミックプロ9H(セラミックコーティング)
2位 エシュロンコーティング(ガラスコーティング)

参考価格
セラミックプロ9H ¥151,200円
エシュロンコーティング ¥108,000円
※2019年5月2日現在の価格です。

上記のコーティングは疎水タイプのコーティングとなり、親水タイプと撥水タイプの両者の良いところを備えたコーティングとなります。青空駐車であまり洗車しないとシミになってしまうため、月1回以上洗車される方におすすめするコーティングとなります。

③塗装面の光沢と傷対策を重視で考えている方のおすすめコーティング

ファインラボヒールプラス


1位ファインラボヒールプラス
参考価格
ファインラボヒールプラス ¥280,800円
※2019年5月2日現在の価格です。

ファインラボコーティングは2020年4月5日現在で最もコーティングの効果が高い商品と言えます。塗装面に付着した小傷が熱で自己修復する機能が得られるため、濃色車のような洗車傷が目立ちやすい車両におすすめのコーティングとなります。


まとめ

コーティングを選ぶ上で最も重要なことは、コーティングの種類を決めることと、水弾きを決めることだとお伝えをさせていただきました。
車のコーティングの種類によって水弾きも異なりますので自分に最適なコーティングを選ぶようにしましょう!

また、水弾きを選ぶ際には、洗車の頻度と駐車環境で選ぶようにしましょう!

駐車環境と洗車頻度で異なるおすすめの水弾き

上記のように、駐車環境や洗車の頻度でボディに加わるダメージは異なります。その点を考慮した上でコーティングを選ぶことで、いつまでも綺麗な状態を持続させることが出来るのです。

この記事を読んでコーティング選びの参考にして頂ければ幸いです。

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