青空駐車で車を保管しているとすぐに汚れますよね。下手なコーティングを施工してしまうとシミが付着したり、汚れが固着してしまい洗車では取れなくなったりお手入れはかなり大変です。また、青空駐車の車にコーティングを施工してもあまり持たなかった。すぐに効果が無くなってしまった。というような声を沢山聴きます。
実は、青空駐車で保管していると車の塗装はかなりのダメージを受けてしまいます。例えば、紫外線よる色あせや変色、塗装の剥離など紫外線によるダメージで塗装面やコーティング被膜が重度なダメージを受けてしまいます。また、炎天下に車を駐車しておくことで熱や酸性雨で劣化し、イオンデポジットと言われる水シミが付着してしまいます。
今回の記事では、それらのダメージから愛車を守り綺麗な状態を維持するためにも青空駐車におすすめのコーティングと青空駐車の最適なお手入れ方法について詳しく見ていきますので愛車の快適性を実現して頂ければ嬉しく思います。
目次
1章 青空駐車の車にコーティングが必要な理由
青空駐車の車にコーティングは必要不可欠です。青空駐車の車は沢山のダメージが塗装面に加わるため劣化します。紫外線によるダメージで塗装面が色あせたり、酸化してしまいます。更には酸性雨や炎天下の熱でシミが付着したり、鳥ふんや花粉、黄砂などの汚れが固着してしまい塗装面に汚れが侵食してしまうことさえあります。
青空駐車の車は長期間放置していると劣化してしまいます。
劣化の原因は主に下記の3つとなります。
①紫外線による色あせや塗装の剥離
②酸性雨による水シミ(イオンデポジット)
③太陽光の熱による塗装の汚れの焼き付き
以上、3つが劣化の原因となります。
詳しく見ていきましょう!
①紫外線による色あせや塗装の剥離
近年、温暖化の影響でオゾン層が破壊され、紫外線が強くなっています。
街中の車を見てみるとヘッドライトが黄色く黄ばんでいる車両を見かけます。
これは、紫外線による黄ばみが原因となります。
また、塗装の色あせも紫外線による劣化で起こってしまいます。
紫外線の主な劣化
・ヘッドライトが黄ばんでしまう。
・塗装面が色あせしてくすんでしまう。
・塗装が剥離してしまう。
上記のように劣化が進行すると取返しがつかないケースもあります。
②酸性雨による水シミ(イオンデポジット)
青空駐車の車は雨が降ると塗装面に水滴が付着します。
雨の成分は酸性質のため、酸の汚れが塗装面に残り乾いてしまいます。
雨が乾くことで、塗装面に酸の物質が残留し固着します。
これをイオンデポジットと呼びます。
このイオンデポジットは、固着してしまうと洗車では取り除くことが出来ないほど頑固な汚れになるのです。
③太陽光の熱による塗装の汚れの焼き付き
青空駐車で車を停めていると、夏場の黒い車のボディは塗装面の温度が80℃程まで高くなります。
汚れが塗装面に付着した状態で、塗装面が高温になることで汚れが焼き付いてしまい洗車では取れなくなってしまいます。
また、虫の死骸や鳥ふん、木の実などの汚れが塗装面に付着した状態でボディが高温になることで塗装面を陥没させたり、剥離させることもあります。
以上、が塗装面を劣化させる3つの項目でした。
青空駐車の車のダメージを無くすことは難しいですが、ダメージを軽減する方法があります。
それは、マメに洗車をすることです。
次は洗車について詳しく解説していきます。
参考になる記事:車コーティングの必要性は人それぞれすぐわかる!あなたはどっち?
青空駐車の車はマメに洗車するようにする
青空駐車の車は3項目で劣化していくことを見てきました。
洗車を行うことで先ほど伝えた、②酸性雨による水シミの付着③太陽光の熱による塗装の汚れの焼き付けを軽減することが可能となります。
塗装面が汚れた状態で雨が降ったり、直射日光を浴びることでダメージが倍増してしまいます。
マメに洗車することでダメージを軽減できる理由
・塗装面が汚れた状態で雨が降る分には塗装に汚れが残りづらい
※パラっと降った雨は大気中の汚れが一気に塗装面に固着するため塗装面を劣化させますが、まとまった雨が降ることで塗装面に汚れは残りづらくなり劣化を防ぐことが可能となります。
・汚れが塗装面に付着していない状態で太陽光の熱を浴びてもそこまで劣化しない
以上の点から、下記の図を参考に汚れたらマメに洗うようにしておきましょう!
上記の方法で軽減することはできますが、根本的な解決にはありません。
塗装をしっかりと保護していくためには、やはりコーティングが理想となります。
参考になる記事:車を綺麗に保つための3つの洗車方法と7つの注意点をプロが解説
青空駐車におすすめのガラスコーティング
ガラスコーティングには沢山の種類が存在します。
ガラスコーティングの種類によって水弾きが異なります。
コーティングの3つの水弾き
①撥水タイプ
②滑水タイプor疎水タイプ
③親水タイプ
ガラスコーティングには3種類の水弾きがありますが、青空駐車のお車は親水タイプもしくは滑水(疎水)タイプがおすすめです。
理由は撥水タイプのコーティングは水玉がレンズ効果の役割を果たし、塗装面にイオンデポジットやウォータースポットを付着させてしまいます。
上記のように水が塗装面に馴染む性質があるため青空駐車の車は撥水タイプよりも親水等のコーティングの方がシミが付着しづらくなります。
参考になる記事:車の親水コーティングとは?親水のメリットをプロが徹底比較
青空駐車の車でよく頂く質問
しかし、シミ(イオンデポジットやウォータースポット)が付着しやすくなるため、マメに洗車する必要があります。
撥水コーティングをする場合は週1回の洗車を心がけましょう!
また、シミを予防する点でも、雨に濡れたら早めに洗車することが重要です。
しかし、ボディカバーが風に煽られて車体に細かい擦り傷(スクラッチキズ)を付着させてしまいます。
スクラッチ傷をつけないようにするのであれば車体カバーはおすすめできません。
イオンデポジットを放置していると塗装面を陥没(ウォータースポット)を付着させてしまいます。
できるだけ早めにイオンデポジットを取るようにしましょう。
イオンデポジット除去方法の動画はこちらをご覧下さい。
自分で簡単にできるイオンデポジット除去剤の購入はこちらもしくは、透明保護フィルム(プロテクションフィルム)をヘッドライトに張ることをおすすめします
西日の紫外線は最も強いため、ヘッドライトの黄ばみを進行させてしまいます。
そのため、西日が当たらないように駐車することも予防の一つです。
ヘッドライトコーティングの詳しい内容はこちら
青空駐車に最適な親水ガラスコーティング剤も販売中です。
まとめ
青空駐車の駐車環境は様々なダメージを車に与えることをお伝えしてきました。
車が劣化する前に、ガラスコーティングを施工して紫外線や酸性雨、熱による劣化を防止しましょう!
選ぶガラスコーティングは親水タイプもしくは疎水(滑水)系のコーティングを選ぶようにしましょう!
撥水系のコーティングを青空駐車の車に施工すると、イオンデポジットなどのシミ汚れが付着する可能性がありますので注意しておきましょう!
以上が青空駐車でのカーコーティグでした。
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