車のコーティングはほとんどの方が知っていて実際に施工している方は多いですよね?
しかし、キャンプングカーのコーティングって本当に必要なの?効果はあるの?と疑問を持っている方も少なくないと思います。
今回の記事では、キャンピングカーのコーティングの必要性と効果について詳しく解説をしていきます。
キャンピングカーを綺麗に維持させるための参考にして頂ければ幸いです。
目次
キャンピングカーのコーティングって必要
キャンピングカーのコーティングは結論から申し上げますと必要です。
キャンピングカーの塗装は鉄板ではなくFRPなどの素材を使用しているため、熱による劣化や紫外線による劣化を受けやすくなります。
塗装が劣化してしまうと色あせや色落ちが発生してしまったり、塗装表面にシミや水垢が付着してしまうためキャンピングカーを綺麗に保ちたいならコーティングはするべきです。
実際にキャンピングカーを購入して1年も経過していないのに塗装がくすんでしまうという事も起こり得ます。
紫外線による劣化で白くくすんでしまう
キャンピングカーの塗装は紫外線に非常に弱いため劣化が起こりやすくなります。
上記画像のようにせっかくの新車もくすんでしまうと見栄えもよくありません。また、キャンピングカーの塗装は汚れが固着しやすいため、一度固着してしまうと洗車では簡単にとれなくなってしまいますのでこうならないためにもコーティングをしておきましょう!
参考になる記事: 車コーティングの必要性は人それぞれすぐわかる!あなたはどっち?
キャンピングカーおすすめのコーティング2種
キャンピングカーにコーティングをするならガラスコーティングとセラミックコーティングの2種をおすすめします。
その他の樹脂コーティングやポリマーコーティングは熱や紫外線に弱いため塗装を保護しきれません。
ガラスコーティングやセラミックコーティングは熱や紫外線で劣化しないため、長期間綺麗な状態を保たせることが可能となります。
先ずは、セラミックコーティングについて詳しくお伝えしていきます。
圧倒的な耐久性を求めるならセラミックコーティング
セラミックコーティングは非常に硬く、厚い被膜を形成します。
更に、耐薬品性にも優れるため酸性雨からの劣化にも強いのが特徴となります。
自然劣化しにくいセラミックコーティングは一度硬化すると削らない限り綺麗に落とすことが困難なほど強い被膜を作るのです。
セラミックコーティングの特徴
・耐熱性750℃以上
・耐紫外線性効果
・セルフクリーニング効果
・良好な撥水性能
・耐擦り性能
先ほども、キャンピングカーの塗装は紫外線や熱に弱いという事をお伝えさせていただきました。
熱や紫外線に強いコーティングを行うことが綺麗な状態を保つ秘訣です。
参考になる記事:ガラスコーティングとセラミックコーティングの違いIICが徹底解説
予算を抑えるならガラスコーティング
ガラスコーティングはセラミックコーティングよりも価格が安いため、価格重視で検討されている方にはガラスコーティングをおすすめします。
ガラスコーティングも一度硬化すると、自然劣化が起こりにくい素材のため塗装を強固に保護することが可能となります。
ガラスコーティングは樹脂コーティングやポリマーに比べ紫外線や熱に強いのが特徴です。
しかし、セラミックコーティングに比べると被膜が薄く、耐擦り性能や光沢は衰える傾向があります。
参考になる記事:ガラスコーティングのメリットや施工後のお手入れなど徹底解説
キャンピングカーには吹付技法によるコーティング塗布
最大被膜硬度9Hのセラミック被膜が塗装面を覆うことで、耐スクラッチ性能(微細な小傷の防止)と紫外線による劣化を極限まで抑えた特殊コーティング剤です。
セラミックのコーティングは自然に剥がれることはない(研磨剤を使用しないと剥がれない)ため、長期間塗装面を強固に守り続けます。
セラミックコーティングの主な効果
① 耐擦り性能
被膜硬度9Hのコーティング被膜を形成することで塗装面に加わる摩擦を軽減し、微細な小傷の付着を劇的に防止することに成功しました。日常生活で付着する洗車キズも減らすことが可能となります。
② 厚い被膜が光沢と防汚性効果を発揮
ガラスコーティングに比べ、セラミックコーティングは被膜の厚みが3倍となります。そのため、光沢はもちろん、紫外線による劣化も極限まで抑えることが可能となります。
参考になる記事: セラミックコーティングのメリット,デメリットとは?プロが解説
スプレー技法による特殊コーティング
キャンピンカーにコーティングを行うなら吹付技法による施工が望ましくなります。
吹付でコーティングを施工することにより、細かい箇所までコーティングを施工することが可能となります。
手塗りに比べ、綺麗に仕上がるのがキャンピングカーコーティングの特徴です。
実際にキャンピングカーにコーティングを施工した動画
キャンピングカー専用コーティングの施工手順
1,細部洗浄
パネル間の溝やエンブレム回りなど、新車登録より年数が経過しているキャンピングカーは細部に黒ずみなどの汚れが固着しております。
そのような細部に溜まった汚れを念入りに落としていくのが細部洗浄の作業となります。
細部洗浄を行うことでドア内やパネル間の溝、エンブレム回りなど細かい箇所が新車のように綺麗に復元されます。
2,鉄粉取り
塗装面には細かい鉄のミスト(鉄粉)が付着しています。
このような鉄粉も鉄粉除去剤を吹きかけて除去していく作業です。塗装面に付着している異物を完全に取り除くことでコーティングの密着性も向上します。
3,研磨作業
新車のキャンピングカーには必要ありませんが、キャンピングカーの塗装面は年数が経過すると色あせやシミ汚れなどが付着しています。
このような色あせやシミを研磨作業を行うことで新車のようなボディへ復元させます。
上記画像は左側の一部を研磨作業にて磨きを行いました。
もう一方の右側は研磨作業未施工です。
塗装面の輝きの違いがお分かり頂けると思います。
研磨作業を行うことで、塗装面の光沢が新車の様に復元されます。
4,コーティングの塗布
キャンプングカー専用コーティングのガラスコーティングもしくはセラミックコーティングを吹き付けコーティングにて塗布していきます。
吹付コーティングはボディ以外にもはしご部分のメッキパーツなど隅々までコーティングを塗布することが可能となります。
是非、キャンピングカーのコーティングはおすすめです。
6,完成
新車登録より2年以上経過したキャンピングカーも新車の様に復元しました。
傷んだキャンピングカーも新車の様になりますのでキャンピングカーコーティングを検討して見てもよいのではないでしょうか?
施工期間の平均
新車であれば1泊2日
経年車で約3泊4日程度の施工期間を要します。
キャンピングカー専用コーティング参考価格
キャンピングカーの施工金額は施工するショップによって異なりますので、気になる施工店のホームページで確認しましょう!
今回の記事では、カービューティーアイアイシーでキャンピングカーのコーティングをした場合の価格をお伝え致します。
ミドルサイズ:20.0m³~25.3m³
ロングサイズ:25.4m³~32.5 m³
サイズ | ガラスコーティング | セラミックコーティング | ||
ミドルサイズ | 基本セット | フルコース | 基本セット | フルコース |
¥324,000 | ¥486,000 | ¥432,000 | ¥594,000 | |
ロングサイズ | 基本セット | フルコース | 基本セット | フルコース |
¥432,000 | ¥594,000 | ¥540,000 | ¥702,000 |
参考になる記事: 車コーティングの価格はどれくらい?費用が異なる理由をプロが暴露
まとめ
キャンピングカーコーティングの必要性を理解して頂けたでしょうか?
キャンピングカーの塗装はFRPなどの素材を使用しており、鉄板部分の塗装が少ないため、紫外線や熱で劣化しやすくなります。
キャンピングカーの塗装が劣化してしまうと光沢が低下したり、水シミが付着したり、色あせなどが発生してしまいます。
これらの劣化を防ぐためにもキャンピングカーのコーティングがおすすめです。
また、傷んでしまったキャンピングカーにコーティングを行うことで新車の様に復元させることが可能となります。
この記事を読んでキャンピングカーをいつまでも美しく保てる参考にして頂ければ幸いです。
コメント