愛車のメルセデスベンツにガラスコーティングを施工しようと思っているが、何のコーティングをすればよいか分からない。
または、メルセデスベンツに最適なコーティングが知りたい!と思っている方も少なくないと思います。
この記事ではメルセデスベンツに最適なコーティングと施工事例をご紹介させていただきます。
ディーラーコーティングの違いについても徹底解説していきますのでご覧下さい。
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目次
ベンツにコーティングって必要?
ベンツにコーティングが必要かどうか知りたいと思っている方にお伝えします。
ベンツのカーコーティングはもちろん必要です。その理由はメルセデスベンツはブレーキダストが多く出るため国産車に比べ汚れやすくなります。
また、ベンツは高級車のため、見栄えを気にされている方も多いためコーティングをすることにより輝きが向上し、洗車などのお手入れも楽になります。
輝きが増す
車のガラスコーティングは塗装表面に薄いコーティング被膜を形成します。そのため、光沢が向上する効果が得られるため車好きの多くのオーナー様にコーティングは支持されています。
洗車時の汚れ落ちがよい
コーティング施工後の汚れ落ちの検証動画
上記の動画の様にコーティングをかけておくことで、汚れが水滴で流れ落ちやすくなります。
高圧ガンやまとまった雨がふることで汚れが比較的流れ落ちてくれるため洗車の頻度を抑えたり、洗車時の汚れ落ちが良くなるため時間の短縮にもつながります。
ベンツのコーティングはセラミックタイプがおすすめ
車のコーティングには、ポリマーコーティング、ガラス系コーティング、ガラスコーティング、セラミックコーティングの主に種類が存在します。
このコーティングの中で最も効果に優れるのがセラミックコーティングとなり、持続性や光沢、防汚性効果において圧倒的な耐久性を誇ります。
まずは、セラミックコーティングの特徴についてお伝えしていきます。
ベンツにおすすめのセラミックコーティング
ベンツにおすすめのセラミックコーティングはCeramicPro9H(セラミックプロ9H)とファインラボコーティングです。
従来のガラスコーティングでは被膜の厚みが薄いため、光沢や耐擦り性能に乏しくなります。一方、セラミックコーティングは被膜が厚く、耐擦り性能に優れた商品です。
コーティング種類 | 硬度 | 膜厚 | 特徴 | 持続性 | 費用 |
ディーラーコーティング | 1H | 0.1μ | 無硬化型のコーティングなので一般の方でも施工しやすい | 1年 | 10万 |
ファインラボ ヒールプラス | 7H | 12μ | 微細な小傷が熱で復元し傷が消える特殊なコーティング | 7年 | 25万 |
CeramicPro9H | 9H | 2μ | 硬化型で最高被膜硬度9Hの硬さの被膜で塗装面の劣化を抑える | 5年 | 15万 |
では、セラミックプロ9Hとファインラボコーティングの詳細を見てみましょう!
セラミックプロ9Hの特徴
セラミックプロ9Hの最大の特徴はコーティング被膜を重ね塗りすることが可能な商品となります。
その為、被膜が厚くなり光沢や耐擦り性能を向上させることが可能となります。
セラミックプロ9Hの耐擦り性能を動画で見る
セラミックプロ9Hの詳しい内容はこちら
セラミックプロ9Hのコーティングは被膜硬度が9Hと非常に硬いコーティング被膜を形成するため塗装面に傷が入りづらい商品となります。
全く傷が入らない訳ではありませんが傷が入りづらいので濃色車のボディにおすすめのコーティングとなります。
ファインラボヒールプラスの特徴
ファインラボコーティングはヒールライトとヒールプラスの2種類のコーティングをラインナップしています。
ヒールプラスのコーティングは被膜の厚みが10μと他のコーティングと比べ10倍以上の膜厚を発揮します。そのため、光沢に優れるのです。
また、下記の画像のように塗装面に付着した微細な小傷が熱で消える自己修復型コーティングとなります。
濃色車のように傷が目立ちやすいベンツにおすすめのコーティングとなります。
2020年度ガラスコーティングおすすめランキングのページはこちら
ディーラーコーティングの特徴
ここからはディーラーコーティングの特徴を解説していきます。
ディーラーコーティングは
外注作業
カーディーラーのコーティングは基本的に外注作業となります。外注業者によって施工の技術力が大きく異なるため仕上がりにバラつきが出てしまいます。
また、カーディーラーでのコーティングは施工するコーティング剤が外注業者によって異なるため持続性や耐久性に欠けるのです。
カーディーラーのコーティングは
持続性が悪い
カーディーラーで取り扱うコーティングは基本的にコーティング施工後、自然乾燥を行います。
コーティング作業で最も大切なことは、コーティング施工後の遠赤外線乾燥です。
※上記図は優良コーティング施工店 株式会社アペックスさんの画像引用しています。
遠赤外線乾燥を行うことでコーティング被膜の硬度や光沢を向上させ持続性を長持ちさせます。コーティングを施工する際には遠赤外線乾燥が行えるショップで依頼するようにしましょう!
バフ目が付着してしまう
カーコーティングを施工する際に研磨作業を行うのですが、塗装表面に磨き傷と言われるバフ目が付着してしまいます。このバフ目は塗装面に付着すると太陽光などに浴びると塗装面がぎらついたように見えてしまうため見栄えが悪くなります。
コーティング専門店では研磨作業時に塗装面に特殊光源(水銀灯やハロゲン)などを当てて研磨をしていくためこのような磨き傷を防止することが可能となります。
ディーラーコーティングと専門店コーティングの違いを詳しく知るならこちら
ベンツのカーコーティングなら専門店へ任せること
高級車のベンツにカーコーティングを施工するなら専門店へ依頼するようにしましょう!
ここからは、その理由をお伝えしていきます。
ハイスペックのカーコーティングを
取り揃えている
車のカーコーティングを行う際にはコーティング剤の効果効能が非常に重要となります。どんなに優れた技術力でも使用するコーティング剤の性能が低ければ愛車を綺麗に保つことが難しくなります。使用するコーティング剤が高いということは光沢や耐擦り性能、防汚性効果に優れるため、長期間愛車を綺麗な状態に保つことが可能となります。
遠赤外線乾燥にてコーティング
被膜を硬化させる
上記画像はコーティング施工後にコーティング被膜を遠赤外線乾燥機で乾燥させている画像です。このようにコーティング被膜を強制乾燥させることで、コーティング被膜の硬度や光沢、持続性を向上させることが可能となるのです。
遠赤外線乾燥で得られる効果
・コーティング被膜の硬度が増す。(1.5倍程度)
・コーティング被膜が塗装に定着するため持続性が増す
・熱乾燥を行うことで光沢(輝き)が増す
※この輝きは輝度測定において実証されております。
コーティング専門店は
技術力が高い
ガラスコーティングを行う際には技術力も重要となります。塗装面に付着した異物やシミ汚れ、スクラッチ傷など塗装面は沢山の汚れや劣化が起こっています。そのような劣化を下地処理や研磨作業にて取り除くことで塗装面を新車の様に復元することが可能となります。新車登録より5年経過した車両でも新車の様に復元できるのがコーティング専門店の特徴です。
アフターフォローが充実している
ガラスコーティングを施工後もコーティング被膜には汚れや傷、シミなどが付着してしまいます。また、コーティング施工直後のような水弾きもしだいに鈍くなってしまうため、コーティングメンテナンスが重要なのです。
コーティングメンテナンスとはコーティング被膜のダメージを取り除きコーティング被膜を常に綺麗な状態に保たせる作業となります。
この作業を行うことでコーティング被膜の寿命を延ばし常に綺麗な状態をキープすることが可能となるのです。
ベンツのカーコーティング価格一覧
ベンツのカーコーティングはカーディーラーの施工でも案外高額となります。
今回はセラミックコーティングとディーラーコーティングの価格を一覧にまとめて見ましたのでご確認下さい。
車のコーティング価格は車のサイズによって価格が異なります。
また、施工するコーティングの種類によっても価格は変動しますのでしっかりとコーティングの特性を理解した上でコーティングを行うようにしましょう!
車のコーティングの価格について詳しく見る
ベンツG63 ファインラボコーティング施工事例
細部洗浄
この度ご来店頂いたベンツG63は新車登録より3年経過している車両となりました。塗装面の細部には汚れがこびりついている状態でしたので下地処理として細部洗浄を行います。この作業で隅々の汚れが取り除けるため新車のように復元します。
研磨作業
下地処理の作業が終えた研磨作業に移ります。塗装面は洗車などでスクラッチ傷と言われる微細な小傷が付着してしまいます。このスクラッチ傷を取り除く作業が研磨作業となり、塗装面に付着したシミ汚れも取り除くことが可能となります。
コーティングの塗布
ファインラボコーティングを塗り重ねていきます。ファインラボコーティングは塗装面に付着した微細な小傷を熱で修復する特殊コーティングとなり、塗装面を長期間綺麗な状態にキープします。
コーティング施工後の乾燥
塗装面を遠赤外線乾燥ブースにて60℃まで温めることで1時間でコーティング被膜が完全硬化します。この作業を行うことでコーティング本来の効果効能を引き出し持続性を向上させます。
ベンツGLE セラミックプロ9Hコーティング施工
研磨作業
セラミックプロ9Hを塗布する前に下地処理として鉄粉取り、油膜取り、研磨作業を行っていきます。
コーティング塗布
その後、セラミックプロ9Hコーティングを塗布していきます。セラミックコーティングは被膜の厚みは1層辺りで2μとなり塗装面の光沢を向上させることが可能となります。
また、セラミックプロ9hは被膜を重ね塗りすることが出来るためコーティング被膜を強化させることも可能となります。
メルセデスベンツGT-S セラミックプロ9H
細部洗浄
研磨作業
完成
メルセデスベンツAMG GT43 セラミックプロ9H施工
セラミックプロ9H塗布
焼き付け乾燥
メルセデスベンツA45 マット塗装のコーティング
施工が難しいと言われるマット塗装のコーティングもIICでは承っております。
マット塗装は非常にデリケートで汚れが付着してしまうと艶がでてしまったり、汚れが落ちなくなってしまいます。
コーティングを行うことで劣化を軽減し長期間綺麗な状態をキープさせることが出来るのです。
コーティング施工後のメンテナンスとは?
ベンツを長く綺麗に保たせるならコーティングメンテナンスが不可欠です。
コーティングメンテナンスとは塗装面に付着した汚れやダメージを取り除く作業となります。それと普段の洗車も重要になります。まずは、メンテナンスと洗車についてご紹介していきます。
コーティング施工後の洗車
ガラスコーティングを施工後は適度な洗車を行う必要があります。この洗車をしないで汚れた状態で放置しているとコーティング被膜に汚れがこびりついてしまい洗車では取れないような汚れになってしまいます。洗車を適度に行うことでコーティング被膜の汚れの固着を防ぎ新車のような状態を長期間持続させることが出来るのです。
上記の洗車頻度を参考にお手入れしてあげましょう!
コーティング施工後も新車のような状態を持続させるなら洗車が必要不可欠です。
詳しくはコーティング施工後の理想の洗車頻度をご覧ください。
ガラスコーティング施工後の
メンテナンス
コーティングメンテナンスを行う目安は半年~1年に一度をおすすめします。このメンテナンスを行うことでコーティング表面に付着した汚れを取り除き、紫外線や酸性雨などのダメージも取り除くためコーティングの寿命を延ばすことが可能となります。
コーティング施工店のメンテナンス内容(ベンツCクラスの場合)
メンテナンス種類 | 内容 | 施工金額 |
ライトメンテナンス | 表面の汚れ落とし | 17,600円 |
スタンダードメンテナンス | コーティング被膜の補充 | 33,000円 |
プレミアムメンテナンス | コーティング被膜の入れ替え | 44,000円 |
コーティング施工後は手入れを怠らずメンテナンスを行うようにしましょう!
まとめ
メルセデスベンツのコーティングはコーティングの性能を引き出せる専門店に依頼するようにしましょう!
ディーラーコーティングと専門店コーティングでは性能や持続性は全く異なりますのでコーティングを長持ちさせるためにも専門店へ依頼し、コーティング施工後はしっかりとお手入れを行うことで新車のような状態を長期間持続させることが可能となります。
愛車のベンツがいつまでも綺麗な状態を持続させられればうれしく思います。
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