ガラスコーティングを施工しようか迷っているが、ネットでガラスコーティングを施工しない方がいいと聞いた。又は後悔している方の話を聞いた！そんな中、自分はガラスコーティングを施工した方がいいの？
それとも、ガラスコーティングはしない方がいいの？と疑問に感じている方に今回はガラスコーティングで失敗する方の特徴や後悔した人の口コミをコーティングプロショップに努める筆者が詳しく解説していきます。
今回の記事を読んでガラスコーティングの施工有無の参考にして頂ければ幸いです。
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ガラスコーティングは全ての人に必要な訳ではない
結論から申し上げますと、車のガラスコーティングは全ての人に必要な訳ではありません。以下の特徴に当てはまる人はガラスコーティングをした方が良いと言えます。
ガラスコーティングをした方が良い人
・最低1月以内に1回以上洗車をする
・外観の劣化（色褪せや剥離）を出来るだけ抑えたい
上記のような方にガラスコーティングはおすすめ出来る一方、不要である人がいるのも事実です。
ガラスコーティングが不要な人
・洗車頻度が1ヶ月以上空いてしまう
・車の外観や美観にはこだわりがない
車に美観を求めない方にガラスコーティングは必要ではありません。施工する事で汚れが付着し難くなり、落ちやすくもなりますが、汚れや水シミの付着自体は避けられず、定期的な洗車をしなければ塗装面に施したコーティング被膜に汚れが固着してしまい、洗車では取れなくなってしまいます。
ガラスコーティングが必要か否かの大きな判断基準は2軸となり、最低でも1月以内に1回程度の洗車をしない人や、車に美観を求めていない人にはガラスコーティングは不要だと言えます。
ガラスコーティングで失敗したと感じている人の意見や口コミ
この章では、ガラスコーティングを実際に施工して失敗したと感じている人の意見や、実際にあった口コミを紹介しています。
失敗したと感じている人の意見①
コーティングのムラが発生した
拭き取り不足を起因としたガラスコーティングのムラが失敗したと感じている人の意見として多く挙がっておりました。
一般的に高い効果性がPRされている、缶や瓶に保存された硬化型のガラスコーティング剤ほど成分濃度が高く、乾燥も早いため、DIYコーティングではリスクが高い傾向にあります。
硬化型のガラスコーティングについて、詳しくは硬化型ガラスコーティングの乾燥時間やメリット，デメリットを解説をご参照ください。
失敗したと感じている人の意見②
汚れの上からコーティングを上塗りしてしまった
下地処理の有無によっては、汚れの上にコーティングを上塗りしてしまう失敗が発生します。
見た目でわかりやすい鉄粉、樹液、虫、ピッチタールなどの他、光の当たり具合や塗装の色によっては見えにくい排気ガス汚れ、水シミが挙がります。
原状回復を目指す場合、コーティングを剥がす研磨作業が必要となってくる他、コーティングの効果性を最大化する為には施工前の徹底した下地処理も必要となってきます。
簡易タイプ以外のコーティングを検討している方はコーティング専門店おすすめ9選と信頼できるショップ7つの見極め方をご参照ください。
失敗したと感じている人の意見③
施工後にとれない汚れが付着した
ガラスコーティングの本来の目的は車の塗装劣化に対する対策、洗車時の汚れ落ちを良くする事が主となります。
ガラスコーティング施工後も全く汚れない訳ではなく、汚れを放置してしまうとコーティング被膜が傷んで効果性が薄れていくので定期的に洗車を行う必要があります。
洗車頻度に関して詳しくはガラスコーティングした後の最適な洗車頻度をご参照ください。
失敗したと感じている人の意見④
イオンデポジット（水シミ・雨染み）が付着してしまう
ガラスコーティング施工後も、塗装面に付着した水滴を放置してしまうとコーティング被膜にイオンデポジット（水シミ・雨染み）が付着してしまいます。対策として、①水滴が付着した段階で早めに洗車をする. ②水シミを除去できるイオンデポジット除去剤を使用する.
上記2点となり、イオンデポジットを放置してしまうと塗装面を陥没させるウォータースポットを誘発し、原状回復の為には研磨作業が必要となってしまうので注意が必要です。
イオンデポジットのメカニズムについてはイオンデポジット(水シミ)が付着する原因をご参照ください。
失敗したと感じている人の意見⑤
持続性（寿命）が短いと感じた
○○年保証とPRされているガラスコーティング剤でも、車を駐車している環境や洗車の頻度によってガラスコーティングの持続性（寿命）は変わってしまいます。
しかしながら、研磨剤や薬品使用以外でガラスコーティングが自然に剥がれる事は殆どありません。
コーティング被膜表面に付着した排気ガス汚れや、イオンデポジットが固着して撥水効果が弱まってしまっているだけの場合もあるので、ガラスコーティングの施工後はコーティングメンテナンスを意識すると持続性を実感出来ます。詳しくはコーティング施工後のメンテナンスで寿命を延ばすをご参照ください。
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失敗したと感じている人の口コミ
K D
4 件のクチコミ·2 枚の写真
会社の車を施工しましたが最低でした。脱脂剤か何かのムラが全体にありその上にコーティングしたみたいで車体全体がくすんだ感じになっており光沢はいっさいない。コーティングは施工されているので撥水はしています。S Satoh
ローカルガイド·48 件のクチコミ·29 枚の写真
汚れもダイヤモンドキープwそこら中にコーティング剤の拭き取りムラがあり、洗車するたびに気が滅入ります。ディーラーも苦笑いです。こちらがどんな場所でコーティングしてるか見せて貰って、専門店との違いを知ってから検討した方がよいかと思います。地元に長いこと存在するので安易に信用して新車を預けたらこのザマです。クレーム付けようかと思いましたが、こんな雑な仕事をするところにやり直しなぞ頼んだら何されるか分からないので泣き寝入りです。とりあえず一年経ったので、信頼できる店を探すか、もしもの時には文句言えるディーラーで研磨からやり直すことにします。無駄な出費で得たものは不快感だけという最悪のコーティングでした。まぁ、コーティングは整備ではないので命に別状ないのがせめてもの救いです。
上記はガラスコーティングを実際に施工後に失敗したと感じた人の口コミレビューです。どこで依頼するか、ショップの施工技術で満足度が変わってくるのでガラスコーティングを検討する際には、しっかりとショップを選ぶようにしましょう。
ガラスコーティングを施工するべき理由３つ
ガラスコーティングを施工するべき理由は3つあります。
①塗装面の色あせや剥離を抑える
②洗車時に汚れ落ちを良くさせる
③車の輝きを長期間持続させる
以上、３つの目的でガラスコーティングを施工します。その為、全く洗車をしない方や愛車の美観を求めない方はコーティングしてもあまり効果が実感できないでしょう。１項目ごとに詳しく解説していきます。
ガラスコーティングを施工するべき理由①
塗装面の色あせや剥離を抑える
ガ
ラスコーティングは塗装面を紫外線や熱から守るため、色あせや剥離を防止することが出来ます。コーティングを施工していない車両は、紫外線や熱による劣化を受けるため塗装が変色したり、ひどい場合には塗装が剥がれてしまいます。それらの劣化から塗装を守りたいという方はガラスコーティングを施工すべきです。
ガラスコーティングを施工するべき理由②
洗車時の汚れ落ちを良くさせる
ガラスコーティングは水分や汚れを弾く性質があるため、水洗いで簡単に汚れが落とせるようになります。その為、コーティング未施工車に比べ洗車にかかる時間が少なくなりお手入れが格段に楽になります。
ガラスコーティングを施工するべき理由③
車の輝きを長期間持続させる
最後の目的は愛車の輝きを長期間持続させることです。車の塗装面は紫外線による劣化や汚れの固着などの影響で光沢が低下してしまいます。しかし、コーティングを行うことで、それらの影響を受けづらくすることが出来るため、新車のような輝きを長期間持続させることが出来るのです。
以上の目的を理解して上で、自分にはコーティングが必要だと感じた方はコーティングを施工するようにしましょう。
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ガラスコーティングは専門店がおすすめ
ガラスコーティングを施工して満足するためには専門店へ依頼するようにしましょう。先ほどもお伝えしましたが、ディーラーコーティングは仲介手数料を取るため使用する液剤が弱くなったり、施工にかかる時間が短くなります。この章では、専門店コーティングと他のショップとの違いをご紹介していきます。
ガラスコーティング専門店と他社との違い
| 耐久性 | 汚れづらさ | シミのつきづらさ | 輝き | |
| 専門店 | ５～７年 | ◎ | ◎ | ◎ |
| ディーラー | ３～５年 | △ | △ | 〇 |
| ガソリンスタンド | １～２年 | △ | × | △ |
| カー用品店 | １～２年 | × | △ | △ |
上記のように、ガラスコーティング専門店は効果効能や耐久性が高いことがお分かりでしょう。少し詳しく解説していきます。
①遠赤外線装置にてコーティング被膜を強制乾燥
ガラスコーティングの効果効能や耐久性を高める上で最も重要なことは、コーティング施工後の遠赤外線乾燥機にてコーティング被膜を強制乾燥させることです。コーティング施工後に自然乾燥で乾かしてしまうと完全硬化するまでに数週間の期間を要します。その間に汚れが付着したり、水気に触れることでコーティングの耐久性が低下したり、汚れが固着してしまうのです。コーティングを施工する際には遠赤外線乾燥が行えるショップに依頼するようにしましょう。
②各工程純水を使用して作業する
続いては純水設備を設けているショップでコーティングを施工することです。車の塗装面を洗う際に水道水を使用すると、カルキやカルシウムなどのミネラル膜が塗装面に固着してしまうため、コーティング被膜と塗装面の密着性が低下してしまいます。その結果耐久性が低下したり、コーティングの寿命が短くなってしまうのです。コーティング本来の効果を発揮させるためにも純水でコーティングしてくれる業者を選びましょう。
③隔離された空間でコーティングを施工できる
続いては、隔離されたブースでコーティングを施工できる点です。ディーラーコーティングやガソリンスタンドのコーティングは風が入りやすいため、埃や排気ガス等様々な汚れが塗装面に付着してしまいます。それらの汚れや異物が付着した状態でコーティングを施工してしまうと細かい傷が付着したり、コーティング被膜の密着性が低下してしまうので寿命が短くなってしまうのです。
④専門店コーティングはアフターフォローがしっかりしている
最後に紹介するのは、コーティング施工後のアフターフォローがしっかりしている点です。ガラスコーティングを施工しても全く傷まない訳ではありません。ダメージ回復や固着した汚れを取り除くためには、コーティングメンテナンスが最も重要です。愛車を手放す時までしっかりとフォローしてくれるショップを選ぶようにしましょう。
関連記事：専門店とディーラーコーティングの違い
まとめ
今回の記事ではガラスコーティングの失敗談を基に、ガラスコーティングはしない方がいい？について解説してきました。
ガラスコーティングをしない方がいい方は、①全く洗車をしない②愛車に美観を求めない
上記、１項目でも当てはまればコーティングする必要はありません。しかし、愛車を綺麗に保ちたいと考えている方や洗車を楽にしたいと考えている方はガラスコーティングを施工すべきです。実際にガラスコーティングを施工しようと決めた方は、コーティング専門店に依頼するようにしましょう。
ガラスコーティング専門店は、施工する環境に優れているため、ガラスコーティング本来の効果効能を最大限まで引き上げることが可能となります。今回の記事を読んで豊かなカーライフをお過ごし出来ることを願っております。