黒い車って細かい微細な小傷(洗車傷、スクラッチキズ)が気になりますよね!
黒い車は綺麗だと高級感がありますが、傷だらけだと古っぽく感じてしまいます。
この記事では黒い車に傷をつけないため対策と付着してしまった場合の対処法をガラスコーティング専門店がご紹介させていただきます。
黒い車をいつまでも綺麗に維持するためにお役立て頂ければと思います。
目次
黒い車は細かい傷が目立つ
車の塗装面は非常にデリケートなため、洗車傷(スクラッチ傷)と言われる微細な傷が塗装面に付着します。
白系の車は傷が目立ちませんが、黒系の車は太陽光や蛍光灯で細かい傷が目立ってしまいます。
一度、細かい傷がついてしまうと研磨作業で磨かない限り取れなくなってしまいます。
では、なぜ洗車傷がついてしまうのでしょうか?
主な原因は洗車時に傷が付着しています。
次の章では洗車で細かい傷を付着させないための6つの対策を詳しく解説していきます。
黒い車に傷を付着させない洗車の6つの予防策
車の塗装面に傷をつけないためにするために洗車時の下記の事に注意しましょう!
①水圧で十分に砂利を落とす
②カーシャンプーは必ず使用する
③洗車スポンジに気を付ける
④水の拭き上げ用ウエスに気を付ける
⑤洗車の順番に気を付ける
⑥洗車機で洗車しない
上記の6点を守ることで劇的に傷の付着を軽減することが可能となります。
1項目づつ詳しく見ていきましょう!
①水圧で十分に砂利を落とす
塗装面には砂利や鉄粉などの異物が付着しています。
この異物がスポンジなどに擦れて塗装面に細かい傷を付着させるため高圧ガンなどで予め汚れを落としておきましょう!
高圧ガンが使用できない場合にはホースをジェットにするか、ホースの先端を半分程塞げば、水圧が増します。
砂利などを予め除去しておくようにしましょう!
②カーシャンプーを必ず使用する
カーシャンプーが面倒だからといって水洗いで洗車するのはNGです。
カーシャンプーの役割とは、油汚れなどが落としやすくなると同時に、カーシャンプーの泡がクッションとなり、摩擦を減らすことが可能となります。
塗装面に傷をつける原因は摩擦なので、シャンプーで摩擦を減らすことによって大幅に傷の付着を軽減することが可能となります。
③洗車スポンジに気を付ける
洗車スポンジは出来るだけ柔らかいウレタンスポンジを使用するようにしましょう!
また、スポンジの表面がデコボコ(凹凸)しているものを使用すると良いでしょう!
表面のくぼみ部分に砂利が入り込むことで、砂利による擦れを減らすことが可能となります。
そして、塗装面を擦る際には力を入れず、スポンジの重さだけで洗うようにしましょう。
この対策で傷の付着を激減させます。
④水の拭き上げ用ウエスに気を付ける
洗車の水分の拭き上げの際には使用するウエスに気を付けましょう!
おすすめは柔らかいマイクロファイバークロスがおすすめです。
市販品で販売されているセーム革(乾いた状態では硬く、水を付着させると柔らかくなるもの)の使用をNGです。
セーム革吸収力に優れるため、使用されている方が多いですが、摩擦が加わりやすいため洗車傷の原因となります。
※マイクロファイバークロスで拭き上げる際も力を入れず優しく拭くようにしましょう!
⑤洗車の順番に気を付ける
洗車の順番を気にする方は少ないですが、洗車時の順番も重要です。
基本的に上面から洗うようにしましょう!
理由は、下回りやタイヤ付近は泥汚れが多く付着しています。
この泥汚れ(砂利)が塗装面に傷をつけるため、下記の手順で洗いましょう!
ステップ①ボンネットを洗う
ステップ②天井を洗う
ステップ③トランクを洗う
ステップ④フロントバンパー
ステップ⑤その他の側面とリアゲートを洗う
この手順で洗う事により微細な小傷が付着しづらくなります。
車を美しく保つための正しい洗車はこちらの記事をご覧ください。
⑥洗車機で洗車しない
最近では、柔らかいスポンジやムートン等の洗車機が普及しており、昔に比べ傷が付着しづらくなっていますが、高速で回転するスポンジが塗装面に摩擦を加えるため細かいは必ず付着します。
洗車機での洗車は避けましょう!
ここまでは、黒い車に傷を付着させない予防法を見て参りました。
ここからは、既に付着してしまった傷を除去する方法をお伝えします。
黒い車に傷が付着した場合の除去方法
既に細かい傷が付着してしまった場合の除去方法は大きく3つとなります。
1つ目はレジン系のコーティング剤を塗布する
2つ目はコンパウンドを使用してスポンジで磨く
3つ目はプロにお願いして傷を除去してもらう
以上3点が傷の除去方法となります。
1項目ごとに詳しく見ていきましょう!
①レジン系のコーティング剤を塗布する
レジン系のコーティング剤は傷を埋める効果が得られるため、コーティングを塗布することで傷が目立ちにくくなります。
この作業は誰でも簡単に行うことが出来るため、おすすめの除去方法です。
塗装面を傷める心配もありません!!
②コンパウンドを使用してスポンジで磨く
この作業も自分で行うことが出来る作業となります。
超微粒子の研磨力が弱いコンパウンドをスポンジに付着させて力を入れず優しく縦横に擦ることです。
この作業で研磨剤の力で傷が消えます。
※粗目のコンパウンを使用すると擦り傷が付着しやすいので超微粒子を使用しましょう!
③プロに頼んで傷を落とす
画像参照元 カーウォッシュワン
この作業は傷が消え、新車の状態に塗装面を復活させますが、デメリットは施工価格が高額になる点です。
業界平均で4万~8万程の研磨作業代金がかかるため家計に負担をかけるかも知れません。
しかしプロに頼むと新車のように復活させることが可能となります。
まずは、塗装面に付着した細かい傷を研磨作業で取り除く動画をご覧ください。
下記の画像は研磨作業前の塗装面です。
研磨後の塗装面はスクラッチ傷が消え、光沢が増しております。
参考価格 コーティング専門店IICで研磨した場合
サイズ 価格
SS | ¥63,500 |
S | ¥74,800 |
M | ¥88,000 |
L | ¥101,200 |
LL | ¥116,300 |
XL | ¥133,800 |
※2020年3月5日現在
コーティングプロショップが厳選した優良コーティングショップはこちらの記事をご覧ください。
以上が、黒い塗装面に傷を付着した場合の対処方法でした。
まとめ
黒い車は綺麗だと高級感がありかっこいいですが、普段の洗車の仕方を間違えると傷が付着してしまい古い印象を与えてしまいます。
塗装面を綺麗に維持させるためにも6つのポイントに気を付け普段のお手入れをするようにしましょう!
また、万が一傷が付着してしまった場合の対処法を3つご紹介しました。
以上、6つの予防策と3つの対処法で愛車を新車の様に輝きを持続させて頂ければと思います。
最近ではガラスコーティング施工後に微細な小傷が消えるコーティングも存在ます。
ガラスコーティング施工後に傷が消える特殊コーティングの記事はこちらをご覧ください。
傷が消える驚きの性能を動画でもご覧いただけます。
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