樹脂パーツの劣化を防ぐコーティングと白濁した樹脂を復元する方法

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樹脂パーツの劣化を防ぐコーティングと白濁した樹脂を復元する方法

愛車の樹脂パーツが白っぽくなってしまい元のような艶感にならないかなと思っている方が多くいらっしゃいますね!まだ購入して1年そこそこなのに・・・等々そんなお悩みを少しでも解消できたら最高です!今回は樹脂パーツの劣化とその改善方法についてお話させて頂きます。

そこで何故樹脂パーツが白っぽくなってしまうのか、樹脂パーツが白っぽくならないような工夫や白っぽくなってしまった時の改善方法などみてみましょう。

車の樹脂パーツとは

まず最初に樹脂パーツについて少し説明致します。樹脂パーツの特徴は塗装されていない、黒または濃いグレーの部分でワイパーの根本の部分や車種によってはタイヤの上、つまりフェンダーアーチの部分をいいます。シボ加工といい、手触りも少しザラザラ?サラサラしている感じの部分です。

主に使用されている箇所はワイパー周辺のカウルトップやフェンダーアーチ、サイドステップやサイドミラーの付け根部分となります。車種にもよりますがSUV車、BMWミニなどは特に多くの部分に使用されていますね。

そんな樹脂パーツは意外と早く白ボケしまいます新車時からしばらくは綺麗なのですが、年数が経って白ボケしてしまった樹脂パーツは新車時のような艶に戻すことは中々できません。次の章では樹脂パーツが劣化してしまう原因を探ってみます。

車の樹脂パーツが白ボケしてしまう3つの原因

愛車の樹脂パーツが白っぽくなってしまうと、なんとなく締まりがなく感じてしまいますね!今人気のSUV車はフェンダーアーチやサイドステップなどに未塗装樹脂パーツが使用されています。最近はデザイン面でのファッション性も兼ねている樹脂パーツですが、長年乗っているとどうしても白ボケしてしまいます。

特に屋外駐車ですと外部要因が大きくなりますので、白ボケしてしまう時間も早くなってしまいます。ではなぜ?白ボケしてしまうのでしょう。この章では樹脂パーツが白ボケしてしまう主な原因3つについて探ってみます。

【原因その1】そもそも車の樹脂パーツは塗装されていません!

車の樹脂パーツが白っぽく劣化する原因には樹脂パーツが未塗装であるという根本的な原因があります。表面の塗装がされておらず、ある意味デリケートなパーツです。塗装というカバーがされていないが故に、色々な外部要因の影響を受けてしまいます。

【原因その2】樹脂パーツは直射日光にとても弱い!

原因その1で樹脂パーツが未塗装だという事がおわかりになったと思います。では次に直射日光の影響についてみていきましょう。

樹脂パーツが白っぽく劣化する主たる原因は、ズバリ太陽光とそこに含まれる紫外線の影響です。強い紫外線によるダメージは人間の肌や目にも大きな悪影響を及ぼします。未塗装樹脂も直射日光や紫外線の影響による色抜けがおきてしまうのです。

また直射日光は温度変化の影響も受けます。温度変化がおこることで樹脂パーツは劣化速度を早めるのです。

【原因その3】樹脂パーツの天敵酸性雨!

最後3つ目は酸性雨によるダメージです。強烈な酸性雨が樹脂パーツに染み、乾く、これを繰り返すことにより樹脂パーツは傷みを生じます。1970年代から問題となっている酸性雨の影響は樹脂パーツの劣化原因としても大きな脅威です。

以上、大きな原因を3つあげさせて頂きました。

 次の章では白ボケしてしまった樹脂パーツを少しでも元の状態に戻す方法についてお話します。

白ボケしてしまった樹脂パーツをDIYで改善

前章では樹脂パーツが何故劣化してしまうのかについてお話しましたが3章では実際白っぽくなってしまった樹脂パーツを復活させる方法を見てみましょう。

ステップ1 樹脂パーツの汚れを取り除く

樹脂パーツの洗浄

樹脂パーツを復活させるにはまず、汚れを綺麗に落とすことから始めましょう。
カーシャンプーと洗車用スポンジを使用して樹脂パーツに付着した泥や埃などの汚れを落としていきます。

  • スポンジを使用し中性洗剤(カーシャンプー)で汚れを落とします。
  • 年数が経っている、あるいはこびり付いているような汚れは下記の画像のようにブラシや刷毛で汚れを落としてあげましょう!このような汚れはアルカリ洗剤が落ちやすいです。

洗浄作業が終わったら次の工程に移ります。

ステップ2 樹脂パーツの白ボケにはメラミンスポンジで下処理


次の工程では洗車では取れない樹脂パーツの汚れを落としていきます。
※綺麗な状態ではこの工程は必要ありません。

ホームセンターなどで販売されているお掃除用のメラニンスポンジを水に含ませて優しく擦っていきます。

樹脂パーツクリーニング     
メラニンスポンジを強く擦りすぎると傷になる恐れがあるため優しく擦っていきます。

上記の画像は右側半分をメラニンスポンジでクリーニングしました。左側は未施工のため樹脂が白く劣化しているのがお分かりだと思います。
ここまでの下地処理が完了したらコーティングを塗布していきます。

ステップ3 樹脂パーツコーテイングの塗布

樹脂コーティングの塗布

樹脂コーティング剤を塗布していきます。この際はコーティング塗り込み用スポンジやキッチンペーパーなどを使って塗り込んでいきます。上記のようにコーティング剤をしっかりと塗布していきます。

上記のようにコーティング剤を隙間なく塗り込んだら次の工程に移ります。

※コーティング剤の量が多すぎると拭き上げが困難になる可能性があり、少なすぎるとコーティング剤がすぐに乾いてしまいムラになりますので注意しましょう!
コーティングの効果を高めるために塗布後1分~3分ほど乾燥させてから拭き上げましょう!

ステップ4 コーティング剤の拭き上げ

樹脂コーティングの拭き上げ

マイクロファイバークロスを使用して塗布したコーティング剤を丁寧に拭き上げていきます。コーティング剤を拭き上げる際には強く擦ると傷の原因となるため優しく拭き上げるようにしましょう!

また、樹脂コーティング剤が窓ガラスや塗装部分につかないように注意しながら作業しましょう!

以上が、樹脂パーツコーティングの施工手順4ステップでした。
では、注意点をまとめましたのでご覧ください。

樹脂パーツコーティング時の注意点

コーティング剤の量に注意する(塗布しすぎは拭き上げが困難になり少ないとムラになる可能性があります)

優しく拭き上げる(強く擦ると傷が入るので丁寧に拭き上げましょう)

炎天下での作業は避ける(コーティング剤が固まりムラになる)

以上3点に注意しましょう。

DIY樹脂コーティングの施工手順を理解したところで次はコーティングプロショップがおすすめする樹脂専用コーティング剤ベスト3をお伝えしていきます。

市販品樹脂パーツコーティング剤おすすめベスト3

市販品樹脂コーティング剤のおすすめベスト3を選びました。

品名

耐久性

主成分

相場(楽天)

ワコーズスーパーハード

半年~1

ケイ素

6,006

SCHILD(未塗装樹脂コーティング剤)

1

ケイ素

5,830

ブラックパーツワン(2液タイプ)

約半年

ケイ素

1,420

※上記価格は2020年5月23日現在の価格となります。
それでは、各コーティング剤の特徴を詳しく見ていきましょう!

ワコーズスーパーハード

ワコーズスーパーハードは自然な艶感が特徴で効果は半年~1年となります。
撥水性に優れ、樹脂本来の光沢を実現するスーパーハードは自動車整備工場なども使用している製品です。主成分であるケイ素化合物が樹脂パーツ表面に硬いガラス状の被膜を形成するので色褪せた樹脂パーツを蘇らせます。耐熱性にも優れておりエンジンルーム内のプラスティックにも使用ができます

楽天でワコーズスーパーハードの購入するならこちら

SCHILD樹脂パーツコーティング剤

樹脂パーツコーティング

SCHILDプラスティックコーティング剤はプロショップ用の未塗装樹脂コーティング剤です。完全硬化型のガラス被膜を形成し色褪せた樹脂パーツの光沢を復元し、さらには撥水効果も高く汚れの付着、紫外線による劣化を大幅に軽減した商品です。耐久性効果も約1年と高くプロショップも認めた商品です。

コーティングプロショップでも実際に使用されている業務用樹脂パーツコーティング剤です。

楽天でSCHILD樹脂パーツコーティング剤を購入するならこちら

公式サイトでSCHILD樹脂コーティング剤を購入するならこちら

ブラックパーツワン

ブラックパーツワンは未塗装樹脂パーツ専用のクリーナーとコート剤の2種類からなる商品です。リキッドバインダーで汚れを落としハードクリアコートで厚く硬質なケイ素系コーティング被膜を形成します。耐久性効果は約半年です。

ブラックパーツワンを楽天で購入するならこちら

以上のようにDIYでも樹脂パーツコーティングは可能です。

注意点と商品説明をよく読んでやってみても良いですね。

次はプロショップによる樹脂パーツコーティングと価格を見てみましょう。

樹脂パーツコーティングができるプロショップ選びと価格の比較

樹脂パーツコーティングはDIY施工では限界があります。耐久性やより高い効果を求めるならプロショップでのコーティングがおすすめです。
この記事では樹脂パーツコーティングが出来るプロショップの選び方と施工価格をお伝えしていきます。

樹脂パーツコーティングができる施工ショップ選び

ずばり樹脂パーツコーティングはカーコーティング専門店で行うことをおすすめします。
しかし、カーコーティング専門店も数が多く何処にお願いしようか迷いますよね?
樹脂コーティングをプロショップで検討するなら下記の項目を参考に選びことが重要です。

❶施工ブースなどの設備が整っているか?
❷施工実績が多いかどうか?
❸実際に店舗に伺って話を聞いてみる

上記、3項目を確認してここなら任せられる!と思う場所で施工することが重要です。
カーコーティングプロショップで樹脂コーティングを依頼したが、思ったような効果が得られなくて後悔する前に参考にしましょう!

❶施工ブースなどの設備が整っているか?
ベンツ コーティング
コーティングを施工する際には湿度や温度が非常に重要となります。湿度や温度管理がされていないとコーティング被膜が乾燥せず、効果を最大限引き出すことが出来なくなります。
一部のコーティング専門店では遠赤ブースなどを導入しており、コーティングを施工後に焼き付け乾燥を行うショップもあります。
焼き付け乾燥を行うことで光沢や硬度、持続性を大幅に引き上げることが出来るのです。

❷施工実績が多いかどうか?

施工実績が多ければ多い程、技術力は向上します。施工実績=知識やノウハウが多いという事ですので施工実績が多いプロショップを選ぶようにしましょう!
施工実績の確認方法はコーティング専門店のホームページを見るとブログや施工事例が掲載されています。
実績が多いということは信頼や評判がよいため選ばれているという根拠にもなります。

コーティングの施工実績を詳しく見るならこちらからどうぞ

❸実際に店舗に伺って話を聞いて見る

最後は一度施工する前に、どんなお店でどんな施工環境なのかを実際に店舗に伺って話を聞いてみることです。
ホームページだけでは、判断できない部分が多いため担当者の対応や施工工程などを実際に見せてもらうことで確信につながります。

以上3項目がカーコーティング専門店を選ぶポイントでした。専門店選びの参考にして下さい。

カーコーティングプロショップの施工価格

次に施工価格帯を各地域別に調べてみました。

各地域別専門店

新車/経年車(施工価格)

耐久性

施工時間(新車)

東北地区(MINI)

22,000円 / 35,000

1年~1年半

5時間前後

関東地区(MINI)

26,000円 / 40,000

1年~1年半

5時間前後

関西地区(MINI)

25,000円 / 38,000

1年~1年半

5時間前後

九州地区(MINI)

22,000円 / 38,000

1年~1年半

5時間前後

※上記価格は2020年5月23日現在のコーティングプロショップの平均価格となり実際の価格とは異なるため店舗に直接確認してください。

価格表のように中古車は新車に比べ下地処理などの手間がかかるため価格は高い傾向にあります。可能であれば新車の綺麗なうちにコーティングをしておくことで価格を安く抑えられますので参考にして下さい。

まとめ

樹脂コーティング

車の樹脂パーツは紫外線や熱、酸性雨によって劣化してしまいます。
樹脂パーツが劣化すると色あせが起こり黒い樹脂が白く変色してしまう事になります。

そのため、新車時にコーティングをしておくことで劣化を防ぐことが可能になるため綺麗なうちにコーティングをしておきましょう!
もちろん、新車登録より年数が経過して傷んだ樹脂パーツもコーティングをしておくことで樹脂本来の質感を蘇らせると同時に現状より劣化を抑えることが出来るので経年車にもおすすめです。

自分で樹脂パーツコーティングを施工するならステップ4手順を抑えてムラにならないように施工しましょう!
また、プロショップで樹脂コーティングをするならコーティング専門店を選ぶ3つのポイントを抑えて信頼できるショップを探しましょう!

この記事を読んで車の樹脂パーツを新品のように保ち素敵なカーライフをお過ごし頂ければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。