車のカーフィルムには赤外線(IR)カット機能が得られるものがあります。赤外線(IR)機能が得られるカーフィルムは太陽光に含まれる赤外線(IR)をカットすることができるため、肌のジリジリ感(熱さ)を軽減させることが可能となります。また、車内の冷暖房の効率を上げることができるため車内環境が快適な空間を実現します。
しかし、このカーフィルムは赤外線(IR)カット率によって効果効能が全く異なります。当記事ではカーフィルムの赤外線カットの効果や費用相場、おすすめ商品をご案内させていただきます。この記事を読んでカーフィルムの断熱性能について理解し、快適なカーライフをお過ごしいただければ幸いです。
目次
赤外線(IR)カットフィルムとは
赤外線(IR)カットフィルムとは、太陽光に含まれるIRをカットすることで肌のジリジリ感や断熱効果を向上させることが可能となります。この赤外線カットフィルムはカーディーラーやカー用品店、カーフィルム専門店で施工することが可能となります。しかし、この赤外線カットフィルムには赤外線カット率やIRカット率と言われるものがあり、このカット率によって効果効能が大きく変わってきます。
また、太陽光に含まれる赤外線(IR)は太陽光波長の800㎚~2000㎚が赤外線領域となります。ここで気を付けなければならないことは、1200㎚~1500㎚の赤外線を92%カットしてもあまり意味がないのです。何故ならば、800㎚~2000㎚までの赤外線を92%カットしたフィルムと1200㎚~1500㎚までの赤外線を92%カットしたフィルムでは、人の肌に感じる熱さや断熱効果は全く変わってくるからです。この後詳しく解説していきます。
カーフィルムのメイン記事↓
カーフィルムの必要性って?効果,費用,注意点をプロが解説
赤外線(IR)フィルムの効果
赤外線(IR)カットフィルムの効果について詳しく見ていきましょう。
①肌のジリジリ感を軽減させる
1つ目の効果は人の肌に感じるジリジリ感(熱さ)を軽減させることが可能となります。赤外線には肌に感じるジリジリ感(熱さ)を軽減させる効果があるため、赤外線、IRカットのカーフィルムを施工することで夏場の炎天下でも肌に感じるジリジリ感を軽減させることができるのです。
②断熱対策ができる
2つ目の効果断熱対策を行うことが可能となります。上記画像は車のガラスのみと赤外線カットフィルム(クリスタリン90)を施工した場合の温度差を比較した画像です。上記の通り、赤外線カットフィルムを施工した状態では、未施工に比べ最大17.3℃の温度差があります。このように赤外線カットフィルムの有無で断熱対策が行えるのです。
③エアコンの効きを
向上させることが可能
赤外線,IRをカットすることでエアコンの効きを向上させることが可能となります。何故ならば、車外から侵入する熱さや寒さを車内に通しづらくさせ、車内の冷暖房の温度も外に逃がしづらくします。その為、エアコンの効率が向上するため、温度や風量を抑えてもすぐに温かかくなったり、涼しくなったりするのです。
赤外線(IR)カットフィルムのカット率
赤外線(IR)カットフィルムのカット率について詳しく見ていきましょう。
・フィルムメーカーによって
赤外線(IR)カット率が異なる
赤外線,IRカット率は施工するフィルムメーカーによって異なります。アメリカ社のフィルムメーカーは赤外線カット率89%と謡っている商品もあれば、92%と謡っている商品もあります。この数値が高ければ高いほど赤外線をカットしている数値となります。
施工店ごとの赤外線カット率
赤外線カット率の相場 | |
カーディーラー | 35~45% |
カー用品店 | 30~80% |
カーフィルム専門店 | 80~92% |
※上記数値はあくまで相場となるため実際に施工しているフィルムによって赤外線カット率は異なります。
ピュアカット89(3M) | 赤外線カット率92% |
クリスタリン90(3M) | 赤外線カット率95% |
シルフィード(IKC) | 赤外線カット率92% |
ウィンコスフィルム | 近赤外線17~94% |
上記のように施工する場所はフィルムメーカーによって赤外線カット率は異なりますのでよく確認してから依頼するようにしましょう。また、この赤外線カット率が高ければいいというものでもありません。詳しく見ていきましょう。
・赤外線(IR)カット率
だけを鵜呑みにしない
先ほども少しお伝えしましたが、赤外線の波長領域は800㎚~2000㎚となり、この総領域をどれだけカットしているのかが重要となります。
人が熱さを感じる波長範囲は780㎚~2000㎚といわれています。しかし下記のA社のカーフィルムは赤外線カット率92%と謡われている商品ですが、950㎚~1000㎚までを92%カットしており、1200㎚~2000㎚まではほとんどカット出来ていません。
A社の赤外線カット率92%
コボテクト社の赤外線カット率
下記の図はコボテクト社の熱遮断率です。コボテクト社の赤外線範囲はA社と比べて広い領域をカットするため熱さ対策が全く異なるのです。赤外線カットフィルムを選ぶ際にはどれくらいの波長(人が感じる熱の波長範囲780㎚~2000㎚)を調べたうえで施工するようにしましょう。
・おすすめの赤外線(IR)
カットフィルム
おすすめの赤外線(IR)カットフィルムはコボテクトサンブロックフィルムとなります。このメーカーは先ほどの図でご覧いただいたように熱遮断範囲が広く高いため、断熱対策に有効なカーフィルムとなります。また紫外線カット率100%を誇るコボテクトサンブロックフィルムは紫外線カット効果と赤外線カット効果が最も高いカーフィルムとなります。UVカット(紫外線)について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
~IRカットフィルム(コボテクトサンブロックフィルム)の紹介動画~
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・車のカーフィルムにおける紫外線カット(UV)効果とは?
・コボテクトサンブロックフィルムの商品ページはこちら
赤外線カットフィルムの寿命
赤外線カットフィルムの寿命を見てみましょう。
・赤外線(IR)カットの寿命は約5年
赤外線カットフィルムIRフィルムの寿命や約5年となります。5年以上経過すると赤外線カット効果やIRカット効果が弱まっていきます。寿命は施工後5年と言えるでしょう。
・施工後5年経過したら
張り替えが理想
施工後5年経過したら張り替えを推奨します。5年以上経過したフィルムは赤外線カット効果が弱まるため早めに張り替えを行いましょう。5年ごとに張り替えを行うことで常に赤外線カット効果がよい状態を持続させることが可能となります。
赤外線カットフィルムの費用相場
続いては赤外線カットフィルムの費用相場についてお伝えしていきます。この赤外線カットフィルムは施工するショップによって異なりますので詳しく見ていきましょう。
赤外線カット率の相場 | 費用相場(リア周り) | |
カーディーラー | 53~74% | 33,000~46,200 |
カー用品店 | 30~50% | 18,000~44,000 |
カーフィルム専門店 | 80~92% | 35,000~61,000 |
・カーフィルム専門店の費用
カーフィルム専門店の赤外線カットの費用相場や約35,000~61,000となります。このフィルム費用相場は赤外線カット率が高い、低いによっても価格は異なるため各ショップにお問い合わせください。
・カーディーラーの費用相場
カーディーラーのフィルム相場は約33,000~46,200円となります。このフィルム相場はカーディーラーによっても異なります。また、使用するフィルムもカーディーラーによってまちまちなので施工するディーラーで詳しい話を聞いておきましょう。また、ほとんどのカーディーラーでは外注業者にフィルムを依頼するため仲介マージンが発生する可能性があります。
・カー用品店の費用相場
カー用品店の費用相場は18,000~44,000となります。施工ショップの中で最も価格が安いですが、赤外線カット率が低い傾向にあるため金額と効果のバランスを見て依頼するようにしましょう。
・カービュティーアイアイシーの場合
コボテクト フロントまわり
コボテクト リアまわり/色付き
コボテクト リアまわり/透明断熱
コボテクト リアまわり/ミラータイプ
コボテクト サンルーフ
サイズ | 色付き | 透明断熱 |
35cmまで | ¥33,000 | ¥38,500 |
50cmまで | ¥44,000 | ¥48,500 |
100cmまで | ¥49,800 | ¥54,300 |
シルフィード リアセット
(サイドリアを含む)
シルフィード フロントまわり
上記が赤外線カットフィルムの費用相場でした。
赤外線カットフィルムならトータルカービューティーIIC
カーフィルムを施工するなら千葉県市川市で実績豊富なIICへご相談下さい。
カーフィルムの施工事例と種類が豊富
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LFT断熱フィルム施工事例
良質な口コミ、評価がある
カービューティーアイアイシーでは、お客様から沢山の口コミや評判を頂いています。下記のコメントはGoogleレビューでいただいた口コミと、利用していただいたお客様の声を動画でまとめたものとなりますのでご覧ください。
※Googleレビューより引用
【川井様】
知人の紹介で利用しました。想像以上の仕上がりです。技術は口コミ通りですが、こちらの会社は、「人」で決めました。
担当の落合さんはとても詳しく、わかりやすく説明してくれました。この人になら任せられると思い、今回お願いをしました。
落合さんでなければお願いはしなかったと思います。
私の知人にも勧められる会社ですし、今後も利用したいと思います。
この度は本当にありがとうございました!!【加藤様】
新車にてCERAMICPRO9H 2層を施工頂きましたが、
納車のときと比べても雲泥の差で艶が増しました。
正直納車のときよりも嬉しさがあるかもしれません。
ご説明から施工、納車までとても丁寧で気持ちよく対応頂きました。
代車も手配頂いたので助かりました。
これからもメンテナンスなどでお世話になりますがよろしくお願いします。【茶太郎様】
コレぞプロ‼️と言う仕上がりで大満足です。
何より、他ではまだやっていないような
コーティングやフィルム等、常に
新しいことへの挑戦する気持ちに
とても共感が持てます。【伊関様】
新車購入したのでIICさんにお願いしました。
お店の雰囲気もいいしスタッフの方々も笑顔で出迎えて頂きました。
工場見学の際も親切でとても丁寧に説明して頂き施工現場も案内して頂きました。
施工も期待以上、全てにおいて期待以上でした。
以上、カービューティーアイアイシーの紹介でした。ラッピングフィルムをご検討なら是非、千葉県市川市のカービューティーアイアイシーへご相談ください。
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まとめ
赤外線(IR)カットフィルムを解説してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
赤外線(IR)カットフィルムは人が感じる熱さを軽減させることができるため断熱対策に有効です。しかし、この赤外線カット機能にはIRカット率が存在します。太陽光に含まれる赤外線領域は780㎚~2000㎚となり、どれくらい広範囲で赤外線をカットしているかが断熱効果の差となります。
カーフィルムを施工する際には赤外線カット率を予め調べておいて最も効果の高いフィルムを選ぶようにしましょう。また、赤外線カット率の高低でフィルムの施工費用相場も異なります。価格でカーフィルムを選ぶのではなく、赤外線カット率と価格を基準にカーフィルムを選ぶようにしましょう。今回は当記事を最後までご覧いただきまして誠にありがとうございます。皆様の豊かなカーライフが実現できることを願っております。
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