自動車のガラスを綺麗にするために便利なウォッシャー液
この記事を読んでいるということはウォッシャー液の交換方法や交換頻度について知りたい!
もしくは、ウォッシャー液のオススメや代替品として水道水やミネラルウォーターの使用を検討しているのではないでしょうか?
ウォッシャー液は便利な一方、使い方を間違えたり、使用するウォッシャー液でガラスを傷めたり、ボディやガラスにシミが付着してしまうこともあります。
この記事ではウォッシャー液の交換頻度やおすすめのウォッシャー液をご紹介させていただきます。
また、コーティングプロ歴15年の私がウォッシャー液についてのアドバイスもさせていただきますので参考にして頂ければと思います。
目次
1章 ウォッシャー液の交換頻度とは
ウォッシャー液の交換頻度は無くなったら補充する。もしくは交換すればOKです。
ウォッシャー液を補充する際には、ウォッシャー液を入れる蓋を開けて補充すれば問題ありません。
キャップギリギリまで入れすぎず、キャップ上部より2センチくらいあくイメージで補充して頂ければ大丈夫です。
ウォッシャー液を混ぜると危険
既存のウォッシャー液と別の商品(新しく購入した)のウォッシャー液を混ぜることはおすすめしません。
予期せぬ問題を起こしトラブルの原因にもなりますので、既存のウォッシャー液を使い切ってから使用することをおすすめします。
2章 ウォッシャー液の交換方法
ステップ① ウォッシャー液の蓋を探す
ステップ② ウォッシャーの補充
ステップ③ ウォッシャー液の蓋を閉める
以上、3ステップで簡単に交換もしくは補充することが出来ます。
コーティング店に勤めていると、ウォッシャー液は水道水やミネラルウォーターでも大丈夫?
そんな質問を頂きます。
次の章では、ウォッシャー液に水道水やミネラルウォーターを使用してもよいのか!
ということをお伝えさせていただきます。
3章 ウォッシャー液は水道水やミネラルウォーターでも大丈夫?
ウォッシャー液の代用で水道水やミネラルウォーターはNGです。
何故ならば、冬場は気温が低くなるためミネラルウォーターや水道水が凍ってしまう可能性があります。
また、水道水にはカルキや塩素、カルシウムなどが豊富なため、ウォーターを使用した際にカルキなどのシミがガラス面やボディに付着してしまいます。
このシミは厄介なため、洗車では取り除くことが出来なくなるケースもありますので注意しましょう!
続いては、おすすめのウォッシャー液についてご紹介します。
4章 おすすめのウォッシャー液
コーティングプロショップがおすすめするウォッシャー液は古河薬品工業のクリアウォッシャー液です。
この製品は純水を使用しており、ガラス面や塗装面に白い水垢の付着を防止します。
従来のウォッシャー液だと、界面活性剤や油膜除去剤、撥水剤等が含まれており、使用すれば必ず白い水垢が付着します。
車を綺麗に保つならクリアウォッシャー液がおすすめです。
仕様詳細
商品名 | クリアウォッシャー液 12-091 |
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型番 | 12091 |
メーカー | 古河薬品工業 |
商品コード | 3685375 |
メーカー希望小売価格 | オープン価格※参考価格 350円 |
上記参考価格は2020年3月5日時点のネットの平均価格です。
スペック詳細
仕様 | ■品番:12-091 ■容量:2L ■JAN:4972796120919 |
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5章 ウォッシャー液についてプロからのアドバイス
4章でもお伝えしましたが、ウォッシャー液の撥水効果があるタイプは避けるようにしましょう!
ガラス面の撥水剤は塗装を変色させたり、溶かしてしまう溶剤が含まれております。
撥水剤が含まれるウォッシャー液は塗装に水垢を付着させる
上記の画像は撥水成分が含まれるウォッシャー液を使用したことによって塗装面に水垢を付着してしまった画像です。
このようなシミになると塗装を磨いて削らないと綺麗にすることはできないので要注意です。
撥水剤が含まれるウォッシャー液のご使用はおすすめできません。
水道水や油膜除去成分が含まれるウォッシャー液はガラス面にシミをつける
上記画像はウォッシャー液を使用後、ワイパーが当たらない部分のウォッシャー液が乾いてしまいシミが付着してしまった画像となります。
ウォッシャー液を出すとワイパーが自動で水をかきますが、ワイパーが当たらない場所は水分がそのまま乾きシミになってしまいます。
先ほどご紹介した純水ウォッシャー液ならシミになるリスクを大幅に軽減することが出来ます。
ウォッシャー液でワイパーをかけるとガラスに傷がつく
ガラス面には砂利や鉄粉などの異物が付着しています。
ガラス面が汚れた際にワイパーを掛けがちですが、これを行うとガラス面にワイパーの擦り傷がついてしまいます。
1、2回程度でしたらほとんどつかないですが、回数を重ねることによってガラスに傷が入ってしまいます。
このようなことが起きないためにも、雨天時以外のワイパーの使用はできるだけ避けましょう!
フロントガラスに油膜やウロコのシミが付着している場合は下記の記事をご覧ください。
フロントガラスに付着したウロコや油膜を簡単に取る方法
以上がウォッシャー液にまつわるお話でした。
6章 まとめ
ウォッシャー液の交換頻度は無くなってからで問題ありません。
また、ウォッシャー液をおすすめ品は、純水タイプのウォッシャー液(油膜除去剤や撥水剤未使用)がおすすめです。
油膜除去剤や撥水剤はガラス面や塗装面にシミを付着させる恐れがありますので注意するようにしましょう!
そして、ウォッシャー液は出来るだけ使わないようにすることです。
晴れた日に汚れたガラス面をウォッシャー液を出してワイパーを使用することがガラス面にワイパーの擦り傷を付着させます。
ガラス面を綺麗に保つためにもできるだけワイパーは使用せず、雑巾などで汚れを拭いて上げるようにしましょう!
以上がウォッシャー液の交換頻度とおすすめのウォッシャー液についてのご紹介でした。
ガラスの油膜を防ぎ、撥水効果を得るなら窓ガラスコーティングがおすすめです。
窓ガラスコーティングの詳しい内容はこちら