車を所有する方なら誰しもが塗装面の細かい線傷(スクラッチ傷)に悩まされたりすることはあるのではないでしょうか?
どんなに気をつけて洗車をしても、線傷が入ってしまったり、しらない間に傷がついていた!なんていうことも少なくありません。
そして、多くの方がガラスコーティングを施工すれば傷が付かないと勘違いされていることがあります。
ガラスコーティングを施工すれば確かに傷はつきづらくなりますが、全くつかないということはありません。
しかし、最近開発された特殊コーティングのファインラボヒールプラスという商品はコーティング施工後に付着した小傷が熱で消えるという自己修復機能を搭載したコーティングが開発されました。
この記事では、ガラスコーティング施工後に付着した傷が消える特殊なコーティングについて詳しく解説していきます。
目次
傷が消えるガラスコーティングとは?
車を所有する方なら誰しもが塗装面の細かい線傷(スクラッチ傷)に悩まされたりすることはあるのではないでしょうか?
どんなに気をつけて洗車をしても、線傷が入ってしまったり、しらない間に傷がついていた!なんていうことも少なくありません。
ここ数年ガラスコーティングの技術が進歩しコーティング施工後に付着した傷が消える特殊コーティングが開発されました。
その名はFEYNLAB (ファイラボコーティング)という製品です。
この製品は、自動車ケア製品(カーコーティング)の中でも最も分厚いナノコーティング剤です。
ある条件になることで細かい線傷やスクラッチ傷が修復して消える効果を得られます。
更に、自己修復機能以外にも持続性や防汚性効果、耐薬品性に優れ長期的に塗装を最高のコンディションに保ちます。
傷が消えるファインラボコーティングの原理
ファインラボコーティング施工後に付着した傷が消える原理は塗装面の温度を50℃まで熱することによりコーティング被膜が伸縮するため塗装面に付着した傷が消えます。
今までどうしても避けられなかった洗車時に付着するスクラッチ傷を軽減するため、長期間綺麗な状態を保つことが可能となります。
また、コーティング被膜が伸縮する1つの理由として、コーティング被膜が分厚いという点です。
従来のコーティング被膜では1μ(ミクロン)という薄い被膜が限界でした。
しかし、ファインラボコーティングは最大12μの分厚い被膜を形成するため、コーティング被膜が熱で伸縮し傷が消えるのです。
まずは、熱で傷が消える驚きの効果を動画でご覧ください。
傷が消える2種類のファインラボコーティング
ファインラボコーティングシリーズは2種類のコーティングが存在します。
FEYNLAB HEAL PLUS(ファインラボヒールプラス)とFEYNLAB HEAL LITEです。
この2種類のコーティングの違いは被膜構造と耐久性(持続性)です。
まずは、下記の図をご覧下さい。
製品名 | ファインラボヒールプラス | ファインラボヒールライト |
被膜構造 | 6層構造 | 2層構造 |
膜厚 | 10~12μ | 4μ |
持続性 | 7年耐久 | 5年耐久 |
参考価格 ポルシェ911の場合 | 286,000円 | 209,000円 |
上記の図のように2種類のコーティングで効果や価格が異なります。
1項目ごとに詳しく見ていきましょう!
最も傷が消えるのはファインラボヒールプラス
ファインラボヒールプラスは2種類のコーティングの中で最も傷の復元力が強いコーティング剤となります。
6層構造のコーティング被膜を形成するファインラボヒールプラスは分厚い被膜(10~12μ)を形成するため、従来のコーティングよりも輝き(光沢)に優れた塗装面を実現します。
【ファインラボヒールプラスの被膜構造】
また、コーティング原料のセラミック成分の含有率が40%なので防汚性能や耐薬品性能、耐久性(持続性)に優れます。
万が一塗装面にスクラッチ傷がついてしまった場合には、塗装面の温度を50℃まで温めることで傷が修復します。
夏場の炎天下では、塗装面の温度が50~80℃になるため、露天駐車するだけで自動的に傷が消えていきます。
※全ての傷が消えるわけではありません。
ファインラボヒールプラスコーティングの詳しい内容はこちらをご覧下さい。
従来のコーティングと比べ水弾きが疎水性となりますのでイオンデポジットなどのシミの付着を軽減させます。 余談となりますが、ファインラボシリーズのコーティングは水弾きが疎水タイプとなるため、イオンデポジットなどの水シミ(雨染み)の付着を大幅に軽減しました。
傷復元効果が60%のファインラボヒールライト
ファインラボヒールライトは2層構造で被膜の厚みはファインラボヒールプラスの1/3の厚み(4μ)を形成します。
そのため、ファインラボヒールプラスの傷修復性に比べ60%ほどの効果となります。
しかし、既存のガラスコーティングに比べ、被膜の厚みは4倍以上となり、効果効能に関して最強と言えます。
施工価格はヒールプラスに比べ安価なため人気が高い商品です。
予算を抑えたい方にはおすすめの商品です。
ファインラボヒールライトコーティングの詳しい内容はこちらからどうぞ
傷が消えるファインラボコーティングの施工価格
それでは、実際にファインラボコーティングを施工した場合の価格をご案内していきます。
今回は千葉県コーティング専門店のIICで実際に施工する場合の価格をご案内致します。
ファインラボコーティングのコース
・基本セット ボディが綺麗な状態(磨く必要がない場合)
・新車直納価格 新車納車後2週間以内
・プレミアムフルコース 新車登録より1年以上経過している車両におすすめ
・ウルトラフルコース 新車登録より5年以上経過している車両におすすめ
では、価格を見ていきましょう!
【ファインラボヒールプラス】
基本セット | 新車直納価格 | プレミアムフルコース | ウルトラフルコース | |
SSサイズ(日産デイズなど) | 206,600円 | 185,900円 | 270,300円 | 294,100円 |
Sサイズ(ポルシェケイマンなど) | 243,100円 | 218,800円 | 317,900円 | 346,000円 |
Mサイズ(ポルシェ911やBMW3) | 286,000円 | 257,400円 | 374,000円 | 407,000円 |
Lサイズ(ポルシェパナメーラーなど) | 328,900円 | 296,100円 | 430,100円 | 468,100円 |
LLサイズ(ポルシェカイエンなど) | 378,200円 | 340,500円 | 494,700円 | 538,300円 |
XLサイズ(レンジローバーなど) | 434,900円 | 391,500円 | 568,900円 | 619,000円 |
※2020年2月25日現在の価格となります。
【ファインラボヒールライト】
基本セット | 新車直納価格 | プレミアムフルコース | ウルトラフルコース | |
SSサイズ(日産デイズなど) | 151,000円 | 135,900円 | 214,600円 | 238,500円 |
Sサイズ(ポルシェケイマンなど) | 177,700円 | 159,900円 | 252,500円 | 280,500円 |
Mサイズ(ポルシェ911やBMW3) | 209,000円 | 188,100円 | 297,000円 | 330,000円 |
Lサイズ(ポルシェパナメーラーなど) | 240,400円 | 216,300円 | 341,550円 | 379,500円 |
LLサイズ(ポルシェカイエンなど) | 276,400円 | 248,800円 | 392,800円 | 436,500円 |
XLサイズ(レンジローバーなど) | 317,900円 | 286,000円 | 451,700円 | 501,900円 |
※2020年2月25日現在の価格となります。
ここまで、傷が消える特殊コーティングについて解説して参りました。
最後にまとめさせていただきます。
傷が消えるコーティングのまとめ
ガラスコーティング施工後に付着した傷が消えるコーティングはファインラボコーティングです。
現在、存在するカーコーティングの中で唯一の製品となります。
このファインラボコーティングは2種類あり、それぞれ、被膜の厚みや自己修復能力(傷が消える効果)、持続性が異なります。
また、施工費用も異なるため予算に応じて選ぶようにしましょう!
2種のコーティングで最も異なる点はファインラボヒールライトは自己修復機能がファインラボヒールプラスに比べ60%程の効果となるのでその点も留意しておきましょう!
今まで細かい傷に悩んでいた方がファインラボコーティングを施工して傷の悩みから少しでも解消されることを祈っております。
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