車のコーティングって種類が沢山あってどれを選べばよいのか迷いますよね?
車のコーティング選びで失敗して思ったような効果が得られなかったり、コーティングがすぐに剥がれてしまった!
なんてこともよく聞くお話です。
車のコーティングの選び方で重要なことはコーティングの種類を決めることと水弾きを決めることが重要となります。
この記事ではコーティングプロ歴15年の著者がコーティング選びのポイントを徹底解説させていただきます。
コーティング選びの参考にして下さい。
車のコーティングの選び方とは
車のコーティングの選び方で重要なことは、コーティングの種類を決めることと、水弾きを決めることです。
まずは、コーティングの種類を決めるという事についてお伝えしていきます。
まず、車のコーティングには大きく分けて5種類が存在します。
1.ワックス
2.ポリマーコーティング
3.ガラス系コーティング
4.ガラスコーティング
5.セラミックコーティング
上記5種類が車のコーティングの種類となります。
コーティングの種類によって価格や効果、耐久性(持続性)が異なります。車のコーティングを選ぶ際に最も重要と言える項目となります。
次に、コーティングの水弾きを決めるという事です。
コーティングの水弾きは大きく分けて3項目存在します。
1.撥水タイプ
2.疎水(滑水)タイプ
3.親水タイプ
以上、3項目がコーティングの水弾きです。
車の水弾きを選ぶ際のポイントは駐車環境と洗車の頻度によって最適なコーティングが異なります。
水弾きしだいで、セルフクリーニング効果や防汚性効果、洗車のしやすさなどが変わってきます。
この2項目(コーティングの種類と水弾き)がコーティング選びの基準となります。
それでは、具体的にコーティングの種類について見ていきましょう!
車のコーティングの種類を決める
コーティングの種類を決める上で重要なことは費用(予算)と持続性、求める効果がポイントになってきます。
まずは、図をご覧下さい。
コーティング種類による費用と持続性、効果の違い 図①
持続性 | 効果 | 費用 | 特徴 | |
ワックス | 1~2週間 | 艶出し効果 | 1,000円~2,000円(自分で出来る) | 艶に優れるが持続性が極めて低く手入れが大変 |
ポリマーコーティング | 1ヵ月~3ヵ月 | 上記性能に加え防汚性効果が得られる | 5,000円~10,000円 | 熱による劣化や紫外線による劣化を受けやすい |
ガラス系コーティング | 6ヵ月 | 上記性能に加え持続性が高い | 10,000円~30,000円 | 上記より持続性が長いがシミ汚れや油汚れ付着しやすい |
ガラスコーティング | 3~5年 | 上記性能に加え耐熱性、耐紫外線性に優れる | 40,000円~100,000円 | 硬いコーティング被膜を形成し、紫外線や熱により劣化しづらい |
セラミックコーティング | 5~7年 | 上記性能に加え、耐擦り性能、セルフクリーニング効果、耐薬品性に優れる | 150,000円~300,000 | コーティング被膜が厚く最も硬度に優れたコーティングで傷がつきづらく酸性雨や紫外線で劣化しづらい。 |
上記がコーティングの種類による特徴でした。車のコーティングを選ぶ際には上記の費用や効果に応じて選ぶようにしましょう!予算があるのであれば、セラミックコーティングやガラスコーティングがおすすめです。他のコーティングでは効果が長続きしなかったり、塗装のダメージを抑えきれずボディの色あせなどの劣化原因となります。
車のコーティングの水弾きを決める
車のコーティングの水弾きを決める際には駐車環境と洗車頻度、ボディカラーが重要とあります。
黒系の車は太陽光で塗装面の温度が上がりやすく、シミが付着しやすくなります。そのため親水タイプのコーティングもしくは疎水タイプがおすすめとなります。淡色系の車はシミが付着しづらいため撥水タイプもしくは疎水タイプがよいでしょう!
車のコーティングの水弾きの違い
コーティングの水弾きによる効果の違い 図2
特徴 | |
撥水タイプ | 水滴が付着した際にコロコロ弾くコーティングで洗車時に汚れ落ちが非常によくなります。また、他の水弾きに比べると光沢に優れる商品です。水滴が弾くため、直射日光を浴びることでレンズ効果の役割を果たしシミ汚れが付着しやすい |
疎水タイプor滑水タイプ | 親水コーティングと撥水コーティングの両者の利点を兼ね備えたコーティング剤です。現在最も人気な水弾きと言えるコーティングでしょう。 |
親水タイプ | 親水タイプは水玉が塗装面に馴染むため、レンズ効果によるシミの付着がもっとも起こりづらいコーティングとなります。また、まとまった雨が降ることでセルフクリーニング効果を果たし汚れが自然に流れ落ちやすくなります。洗車時の汚れ落ちは水分を馴染むため汚れも馴染みやすくなり、撥水に比べると汚れ落ちが悪くなります。 |
車のコーティング選びは駐車環境と洗車の頻度で決めることが重要です。
貴方におすすめのコーティング性能は下記のイラストを参考にして下さい。
車の駐車環境で汚れやすさが変わり、ボディカラーで直射日光や紫外線などのダメージも変わってきます。
上記を参考に水弾きを選ぶようにしましょう!
青空駐車におすすめのコーティングはこちらのページをご覧下さい。
まとめ
車のコーティングの選び方で重要なことを改めてお伝えさせていただきます。
まず、コーティングの成分(種類)を自分に適したものを選ぶようにしましょう!
選び方の基準は予算と求める効果によって最適なコーティングは異なります。
理想はガラスコーティングもしくはセラミックコーティングを選ぶことで、長期的なコストで考えてもお得になりますし、新車の状態を長く持続させることが可能となります。
そして、もう一つ重要なことは水弾きを何にするかという事です。
これは、駐車環境や洗車の頻度、ボディカラーに応じて選ぶことが愛車を長く美しく保つ秘訣となります。
IICで取り扱うカーコーティングはこちらのページをご覧下さい。
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