車の花粉の洗車方法やおすすめの洗車機コースについて解説!
春頃を中心に全国で飛散する花粉は、人だけでなく車にとってもさまざまな悪影響をもたらす厄介な存在です。
ちょっと外に放置しただけでも車全体が黄色くなっており、驚いた経験は誰もがあるのではないでしょうか。
花粉は適切に対処すれば、被害を最小限に抑えられます。
今回は、車に花粉が付着した場合の適切な洗車方法や、日頃から行える予防方法を中心に解説していきます。
黄砂や砂埃といった汚れの対策にも役立てられますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること ・花粉がボディに与える具体的な影響について ・花粉対策で最も有効な正しい洗車方法 ・車の花粉被害を予防する方法 ・花粉を防げるおすすめのガラスコーティング ・熱による花粉除去について・花粉を除去する自動洗車機の洗車コースについて |
目次
車にとって花粉は難敵!ボディに与える影響について
花粉が車に与える影響と聞いて、多くの人は「黄色く汚れる」と答えます。
しかしながら、花粉による悪影響はそれだけではありません。
・花粉がボディに付着するとシミだらけになってしまう
・花粉がボディに付着するとざらざらになってしまう
・ボディ全体が黄色くなり見た目が悪くなる
ボディに花粉が付着したまま放置すると、上のような被害が発生します。
また、これらの被害は他の汚れによるシミとは症状が異なるため注意が必要です。
ここでは、各影響について詳しく解説していきます。
花粉がボディに付着するとシミだらけになってしまう
花粉被害の中でも一番厄介と言えるのが「シミ」です。
ボツボツとしたシミがボディ全体にできてしまい、症状が深刻化すると目で分かるほどの凹凸ができてしまいます。
このようなシミができる原因は、花粉に含まれる「ペクチン」という成分が関係しています。
ペクチンは花粉内部にあり、雨に濡れることで染み出してしまい、ボディ全体に付着してしまうのです。
ペクチンは、塗装組織の中にまで浸透することが分かっており、これによって塗装の凹凸が発生します。
塗装内部まで浸透すると、ちょっと洗ったくらいでは除去できません。
花粉がボディに付着するとざらざらになってしまう
花粉が濡れることで染み出してくるペクチンは、粘着性が強く固着すると簡単に落とせなくなります。
そのため、早めに除去してしまわないと、ボディがザラザラになってしまうため、注意が必要です。
ボディ全体が黄色くなり見た目が悪くなる
最も分かりやすい影響としてあるのが見た目の変化です。
花粉が大量に飛散する春にかけては、ボディの表面が黄色に見えるほどです。
雨に濡れると花粉と汚れが混ざり、余計に見た目が悪くなってしまいます。
プロが教える車の花粉対策で最も有効な洗車の方法
前述した通り、花粉はボディに付着してすぐに悪影響をもたらすわけではなく、水に濡れることで被害が深刻になっていきます。
そのため、花粉被害を最小限に抑えるには、定期的な洗車が最も有効な対策となります。
ただし、誤った方法で洗車を行うと、花粉がボディに残ってしまったり、線傷が大量に入ってしまったりする可能性があります。
ここでは、花粉をしっかり除去できる正しい洗車方法について、解説していきますのでぜひ試してみてください。
ホイール周りを最初に洗っていく
洗車する際にまずに行うのがホイールやその周りの洗車です。
泥水や油汚れが大量に付着しており、後から洗うと、キレイになったボディへ汚れが付着してしまう可能性があります。
ホイールを洗う際にはブレーキパット付近が熱くなっている可能性があるため、初めにしっかり濡らしてからシャンプーで洗っていきます。
ホイールの奥に関しては専用のブラシを使用してキレイにしていきます。
欧州車はブレーキダストにより、ホイール全体が汚れやすいため、2回に分けて洗浄することでよりキレイにすることが可能です。
ホイールは汚れが大量に付着しているため、使用するスポンジはホイール用とボディ用で使い分けるようにしましょう。
「しつこい汚れが多くホイール洗浄が大変」という方は、ホイール専用のコーティングをおすすめします。
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ボディと同様に汚れの固着を防ぎ、普段のお手入れが簡単になります。
ホイール専用のクリーナーも販売していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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補足:自分でホイールコーティングをする方に向けて、具体的な手順や注意点を動画で解説していますので、ぜひご覧ください。
YouTube動画:ホイールコーティング剤のやり方(施工方法)をプロが解説
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上から下の順に大量の水で花粉や汚れを流していく
次にボディを洗浄していくのですが、大切なのが最初にボディに付着した花粉や汚れを水でしっかり流しきることです。
そのままスポンジで洗い始めると、汚れを引きずってしまい、ボディに線傷が入りやすくなります。
上から下の順番で、水を全体にかけて行きましょう。
ミラーやワイパー回りなどは隙間が多く、汚れた詰まりやすいため、しっかり水で洗い流していきます。
高圧洗浄機の使用が理想ですが、ない場合は一般的なシャワーでも全く問題ありません。
青空でボディが熱くなっている場合には、シャンプーが乾いてしまわないように、しっかり冷やしておくことも大切です。
中性洗剤で上から下へボディを優しく洗っていく
水で花粉や汚れを洗い流した後は、スポンジとシャンプーを使用してボディを洗っていきます。
使用するシャンプーは、ボディへのダメージが最も少ない中性シャンプーがおすすめです。
特にコーティングを施工している車の場合は、被膜の劣化に繋がる恐れがあるため、中性以外のシャンプーは避けましょう。
強くこすると傷が入るため、泡で洗うようなイメージで上から下の順番でボディを洗っていきます。
ちなみに、市販されている酸性のカーシャンプーは、イオンデポジット(白く固まったシミ)などが全体に目立つような場合に使用します。
アルカリ性シャンプーはタールといった油汚れが大量に付着している、ホイールの戦場で使用するのが一般的です。
アルマイト加工されたホイールの場合、アルカリ性シャンプーはシミができる可能性があるため使用は避けましょう。
上から下の順に水で洗い流していく
ボディを洗った後は、上から下に向けて水で泡を流していきます。
シャンプー成分が残っているとシミの原因になるため、しっかり洗い流しましょう。
この際にも、ワイパーやミラー回り、グリルなどは泡が残りやすいため、しっかり洗い流します。
最後は繊維が細かく柔らかいマイクロファイバークロスでボディを拭き上げていきます。
この時に注意したいのが、マイクロファイバークロスを一度濡らしてから使用することです。
乾拭きはボディに傷が入りやすく、繰り返し使用している場合には、汚れが付着している可能性もあります。
拭き上げる前にマイクロファイバークロスを水に濡らし、洗った上で使用するようにしましょう。
ちなみに、拭き上げの際も上から下の順番となります。
汚れが残っていやすい下回りは、必ず最後に拭き上げます。
マイクロファイバークロスを持っていない方は、当店で販売もしています。
吸収性が非常に高く、耳なしタイプのクロスであるため、線傷も入りにくくなっています。
補足:洗車になれておらず、具体的な洗車のイメージが湧きにくい方や、コーティング施工車の洗車をしたいという方は動画や別の記事で詳しく解説しています。注意点なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連する記事:コーティングした車の正しい洗車方法と手順をプロが徹底解説
車の花粉予防する方法
車の花粉被害を最小限に抑えるためには、ボディに花粉が付着しないようにする必要があります。
おすすめの予防対策としては2つあります。
①使用しない日は車にカバーをする
②ガラスコーティングを施工する
なぜこの2つの対策が有効なのか、具体的な効果や実施する場合の注意点について解説していきます。
使用しない日は車にカバーをする
花粉対策として有効なのが車のカバーです。
頻繁にかける必要はなく、数日間乗らない場合や、雨が降る前にかけておくだけでも予防効果があります。
ただし、ボディが汚れており濡れているような状態でカバーをしてしまうと、中で被害が進行してしまいます。
ボディをキレイな状態にした上で、カバーをかけるようにしましょう。
また、カバーを取り外す際には強く引っ張るとボディが傷だらけになるため、優しく扱うようにします。
ガラスコーティングを施工する
花粉や汚れの固着を防げるガラスコーティングも、花粉対策として非常に有効です。
ガラスコーティングとは、塗装表面にガラス繊維の被膜を形成させた上で汚れの固着を防ぐためのものです。
完全に花粉を防げるわけではないものの、固着しないため、普段の洗車がとても楽になります。
また、被膜が形成されることにより、光沢が増し美しい艶も生まれます。
車を美しい状態のまま保つ上で、欠かせない対策の1つと言っても過言ではありません。
花粉の固着を防げるおすすめのガラスコーティング
花粉や汚れの固着を防げるだけでなく、光沢や艶も付与できるガラスコーティングですが、近年はさまざまな商品が登場しています。
値段もバラバラであり「花粉対策としてどのコーティングが最適なのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、当店で取り扱っているコーティングの中でも、花粉対策としておすすめのコーティングを3種類紹介していきます。
ガラスコーティングの施工で迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
G.Guard/Gガードガラスコーティング
G.Guard/Gガードはシリカガラスを塗装内部に浸透させるタイプのガラスコーティングです。
無機質のガラス被膜であることから、自然劣化が起こりにくく被膜の硬度も平均9Hと現存するコーティングでもトップレベルの硬さとなります。
被膜の厚さも最大で10ミクロンもあり、美しい艶が生まれるのはもちろん、優れた防汚性能を発揮します。
撥水性能は「親水性」と「滑水性」の2種類から選べます。
親水性は水がまとまって引いていくため、水玉ができにくくシミができにくいことがメリットです。
滑水性は撥水力が強く、雨などで汚れを洗い流せるセルフクリーニング性能が高いことがメリットとなります。
System X/セラミックコーティング
System Xはガラスコーティングの上のランクとなる「セラミックコーティング」となります。
膜厚が最大22ミクロンと非常に厚く、圧倒的な強度と深みのある美しい艶が特徴です。
花粉やもちろん塩害や紫外線、極端な温度差などさまざまな環境下の中でボディをしっかりと保護します。
撥水性能は疎水性であり、撥水系と親水系のちょうど中間に位置しています。
シミができにくく、セルフクリーニング性能も高いため、美しい状態を長く保つことが可能です。
SCHILDMATTE GLATTEコーティング
SCHILDMATTE GLATTE/マットグラッテ 最高峰のセラミックコーティング
SCHILDマットグラッテコーティングはマット塗装専用のコーティング剤となります。
セラミックを重ね塗りすることで強固な被膜が形成され、シミや色褪せを長期間防止します。
超撥水で水を強く弾くため、ちょっとした雨水でも花粉や汚れを洗い流しやすくなっています。
ボディに付着した水分も拭き取りやすく、普段のお手入れもかなり楽になるコーティングです。
ボディに固着して花粉にお湯やドライヤーの熱は有効?
車の花粉対策についてネットで調べると「花粉はお湯やドライヤーで対策できる」といった情報が見受けられます。
これに関しては、間違いではなく、ボディに固着した花粉であっても除去可能です。
ただし、熱による花粉の除去は誰でも簡単にできるわけではなく、注意点もあります。
ここでは熱による花粉対策について、詳しく解説していきます
熱を加えれば、洗車で落ちないような花粉も落とせる
車のボディに悪影響をもたらす花粉のペクチンは熱に弱い性質があるため、熱で除去することができます。
洗車したものの、塗装にペクチンが染み込み始めておりなかなか取れないといった場合におすすめです。
熱さに関しては70℃以上で除去効果を発揮します。
火傷をしないように注意しながら、ボディにお湯をかけて試してみましょう。
バイザーやグリル部分の変形に注意が必要
花粉を除去するために、ボディに熱を加えることはかなり有効と言えます。
ただし、実際に行う際には以下のようなことに注意しましょう。
・火傷しないようにする
・バイザーやグリルに直接かけない
・ドライヤーはなるべく使わない
花粉をしっかり除去したいからと夢中になり、火傷をしてしまう人も少なくありません。
特にルーフ(天井)に掛ける際には注意しましょう。
お湯をかける場合、バイザーやグリル部分は熱に弱いため、変形してしまう可能性があります。
ガラス部分も含め、これらの箇所にはお湯を直接かけないようにしましょう。
ネット上では、ドライヤーを使った方法も紹介されています。
ドライヤーは熱の調整が難しく、風を当てすぎると高温になりすぎてしまい、塗装がよってしまったり変形したりする可能性があります。
経験のない人の場合、ドライヤーの使用はおすすめしません。
夏まで放置するのも一つの方法
濃色車の場合、日差しの強い夏になるとボディが高温になるため、自然に花粉が除去されていきます。
被害の進行具合にもよりますが、お湯をかけるのが怖いという方は、夏までそのままにして様子を見るのも1つの方法です。
どの方法が最適なのか分からないという方は、花粉被害に詳しいコーティング専門店への相談をおすすめします。
自動洗車機を使用する場合のおすすめコースと注意点
※ベストカバーWebのページより引用https://bestcarweb.jp/feature/column/519280
洗車に関しては、細部まで洗浄できて洗う強さも調整できる手洗い洗車が最もおすすめです。
しかしながら、時間がなく自動洗車機を使用しているという方もいるでしょう。
花粉が大量に付着した車を自動洗車機で洗う場合には、洗車コースの内容やタイミングが重要となります。
ここでは、自動洗車機を使用する場合の、おすすめのコースや注意点について解説していきます。
水洗いではなく、高圧ジェット・泡付きの洗車コースを選ぶ
自動洗車機にはさまざまな洗車コースが用意されていますが、花粉が付着している場合には「高圧ジェット・泡付き」の洗車コースをおすすめします。
軽度な汚れであれば水洗いでも十分キレイになりますが、花粉は固着してなかなか取れないため、高圧ジェット付きのコースを選ぶようにしましょう。
また、こびりついた花粉などによりボディが傷つきやすいため、泡付き洗車コースをおすすめします。
コーティング施工車はノンブラシ水洗いコースを選ぶ
コーティングを施工している車の場合、基本的に自動洗車機はおすすめしていません。
ブラシでボディ全体を強くこするため、コーティング被膜が劣化する可能性が高いからです。
ブラシの手入れを全くしていないお店もあるため、自動洗車機の利用はなるべく避けた方が良いでしょう。
どうしても時間がなく、自動洗車機を利用したい場合には「ノンブラシ洗車」を選ぶようにしましょう。
コーティング被膜により、汚れが固着していないため、ブラシなしでもキレイに洗車できます。
できるだけ雨が降る前か降った直後に洗車する
花粉は粘着性が強く、雨に濡れると固着しやすくなります。
そのため、洗車をするタイミングとしては、雨が降る前か降った直後がおすすめです。
「雨で汚れるのになぜ洗車?」と思う方もいるかもしれませんが、雨で車が汚れるのは、ボディに付着した汚れと混ざりシミになるからです。
ボディがキレイな状態であれば、雨が降ってもほとんど汚れません。
雨に濡れてペクチンが悪さをするといったことも防げるため、雨が降る前の洗車もおすすめです。
車についた花粉の洗車方法に関するよくある質問
最後は車についた花粉の洗車方法に関する、7つのよくある質問について答えていきます。
・洗車するタイミングはいつがおすすめ?
・花粉でシミだらけになったらどうしたらいい?
・コーティング専門店と専門店以外のお店では何が違う?
・黄砂が付いた場合の洗車方法は?
・花粉対策におすすめのクリーナーはある?
・定期的な洗車なら水洗いでも大丈夫?
・花粉によるボディのシミ除去はどこでできる?
花粉によりシミだらけになった場合の対処方法や、定期的なお手入れ方法に関する内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
洗車するタイミングはいつがおすすめ?
洗車をするタイミングは、雨が降る前か降った直後がおすすめです。
花粉やその他の汚れは、雨に濡れて混ざり合うことで、ボディに悪影響を与えます。
そのため、濡れる前か雨に濡れてすぐの洗車であれば、シミなどの発生を防ぎやすくなります。
ちなみに洗車の頻度は駐車環境などにもよりますが、1~2週間に1回が理想です。
花粉でシミだらけになったらどうしたらいい?
花粉でボディがシミだらけになった場合は洗車を行い、それでも取れない場合はお湯をかけるなどして対処しましょう。
それでも取れない場合には、コーティング専門店などに相談してみましょう。
自分で機械を使って磨こうとする人も中にはいますが、表面を整えるだけで、花粉の根っこがボディに残ったままとなります。
夏になり熱で花粉の根っこがなくなった際に、ボディが凸凹になる可能性があります。
まずは専門店のスタッフに相談するようにしましょう。
コーティング専門店と専門店以外のお店では何が違う?
コーティング専門店とその他のお店の違いに関しては「下地処理のレベル」が最も大きな違いと言えます。
コーティング専門店が仕上げた車が他よりも美しいのは、下地処理の差があるからです。
塗布するコーティング剤に関しても違いはあるものの、最近では高品質なものがどのお店でも当たり前に使用されています。
ただただコーティング剤を丁寧に塗るのではなく、固着した鉄粉や花粉を取り除いた上で、しっかり磨くことで仕上がりに差が生まれます。
下地処理やコーティング施工に関する設備が整っている点も、コーティング専門店の強みと言えるでしょう。
黄砂がついた場合の洗車方法は?
黄砂がついた場合の洗車方法も、今回紹介した花粉を取り除く洗車方法と同じになります。
足回りからキレイにした上で、上から下へしっかり水をかけて黄砂を落とし、シャンプーで優しく洗っていきましょう。
黄砂が多い日に洗車をすると、拭いている途中に黄砂が降ってきてしまい、拭き傷が入りやすくなるため、注意が必要です。
YouTube動画:プロが特別な道具を使わずに本気の洗車やってみた
花粉対策におすすめのクリーナーはある?
花粉対策専用ではないものの、コーティング効果を付与するものや、被膜の性能を復活させるようなクリーナーがおすすめです。
定期的にクリーナーでお手入れすることにより、汚れの固着をより防ぎやすくなります。
花粉を落とせるクリーナーとして虫汚れ・鳥フン用の商品がありますが、成分が強いため、コーティング施行車にはおすすめしません。
定期的な洗車なら水洗いでも大丈夫?
コーティング施工車であれば、汚れが固着しにくいため、定期的な洗車は水洗いのみで問題ありません。
ただし、水洗いだけでは汚れが落ちにくいため、いつも以上に水をかけることを心がけましょう。
コーティングをしていない車の場合、汚れが固着していやすいため、なるべくシャンプーで優しくこすってキレイにすることをおすすめします。
コーティング施工車の場合、定期的に洗車をしていても、被膜のれっかにより水の弾きが悪くなってきます。
このような場合の対処方法に関しても、別記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
関連記事:ガラスコーティングが剥がれて撥水しない?撥水を復活する方法と予防策
花粉によるボディのシミ除去はどこでできる?
花粉によってボディにシミができた場合、コーティング専門店に相談してみましょう。
花粉専用のシミ除去メニューがあるお店は少ないものの、メンテナンスの一種として柔軟に対応してもらえます。
ディーラーやガソリンスタンドで対応しているお店もあります。
まとめ
花粉に含まれるペクチンは水に濡れることでボディに固着し、塗装内部まで浸透していきます。
汚れが目立つのはもちろん、シミの原因にもなるため、定期的に洗車を行い固着を防ぐようにしましょう。
普段から花粉の固着を防ぐ方法には、車カバーの装着やガラスコーティング施工があります。
ガラスコーティングを施工すれば、普段のお手入れも楽になり、美しい状態を保ちやすくなります。
既にシミや線傷がある場合も、下地処理でキレイになりますので、一度コーティングの施工を検討してみてはいかがでしょうか。
著者情報
勤務先:株式会社カービューティーアイアイシー
役職:通信販売担当
氏名:三宅佑典(みやけゆうすけ)
通信商品の開発や販売を担当している三宅佑典は愛車へのこだわりが強く、様々なカー用品を試してきた。
現在では、通販商品の販売や新商品開発を行い、業務用商品をDIY商品で販売している。
豊富な知識でお客様の役に立つ商品を提供します!
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